🕓 2026/4/24
#観光地
嵐山の夏おすすめスポットを詳しく解説

目次
はじめに
真夏の京都・嵐山には、涼やかな川風と竹林のささやき、そして古都ならではの特別な体験が待っています。2026年の夏は、保津川下りや竹林ライトアップなど、この季節でしか味わえないアクティビティがさらに充実。本記事では、地元を知り尽くしたスタッフが厳選した夏の嵐山観光スポットと、暑さを忘れる涼感体験をご紹介します。
本記事では、そんな嵐山の夏の魅力を徹底的に掘り下げ、
「この時期だからこそ訪れるべきスポット」
「夏限定のアクティビティ・イベント情報」
「実際に楽しめるおすすめモデルコース」まで、リアルで濃厚な体験ベースでご紹介しています。
「せっかく行くなら、ありきたりじゃない“夏の嵐山”を味わいたい」そんなあなたのための、旅のガイドです。
夏の嵐山おすすめ観光スポット
京都・嵐山は「風景」「文化」「涼」を兼ね備えた、日本屈指の観光エリア。
特に夏は、竹の葉が風にそよぎ、川面が涼を運び、苔や青もみじが瑞々しく輝く季節です。
ここでは、夏だからこそ訪れたい嵐山の厳選5スポットをご紹介します。
1. 嵐山竹林の小径
〜夏でも風が通り抜ける、自然のクーラー〜

約400メートルに渡って続く青竹のトンネル。
日差しの強い夏でも竹が作る日陰と風通しの良さで、まるで天然のクーラーのような快適さを体感できます。
道を歩けば、竹の葉が揺れる音、木漏れ日、涼やかな空気が心を静めてくれます。
観光客で賑わう日中とは違い、**早朝(7時〜9時)**は訪れる人も少なく、幻想的な静寂の中で写真撮影や散策が可能です。
所要時間:徒歩で約10分〜15分
アクセス:嵐電「嵐山駅」またはJR「嵯峨嵐山駅」から徒歩10分
2. 天龍寺と曹源池庭園
〜青もみじと蓮が描く、涼と静寂の世界遺産〜

世界遺産・天龍寺は、臨済宗の大本山であり、嵐山観光の中心地。
その境内に広がる曹源池庭園は、嵐山を借景とした池泉回遊式の庭園で、夏は一面に青もみじが生い茂り、蓮の花が咲く幻想的な風景が広がります。
池に映る緑と、空の青が溶け合うような光景は、夏ならではの涼を感じさせてくれます。
庭園内には風が通り抜ける東屋や縁側もあり、座ってのんびり眺めるだけでも贅沢な時間が流れます。
拝観料:庭園500円(本堂共通券 800円)
拝観時間:8:30〜17:30(受付終了17:00)
3. 渡月橋と桂川河畔
〜夕涼みに歩きたい、風と光の名所〜

**嵐山を象徴する「渡月橋」**は、桂川(大堰川)にかかる長さ155メートルの橋。
平安時代に架けられたとされ、その名の由来は「満月が橋を渡っていくように見えた」という優美な逸話から。
日中は観光客で賑わう場所ですが、夕暮れ時は特におすすめです。
暑さがやわらぎ、桂川の川面を渡る風とともに、夕陽が山に沈む絶景を楽しめます。
橋の上から望む嵐山の稜線と川の流れは、写真映えも抜群。河原に腰を下ろして過ごす人も多く、自然の中で時間が緩やかに流れます。
観光時間の目安:早朝 or 夕方が◎
周辺にカフェ・ベンチ・屋形船乗り場もあり
4. 大河内山荘庭園
〜竹林奥にひっそり佇む、苔と茶の贅沢庭園〜

竹林の小径の奥に、観光客の喧騒から離れた静かな場所に広がる庭園が「大河内山荘」。
昭和初期の名優・大河内傳次郎が建てた別荘跡で、約2万平方メートルにわたる広大な庭園と茶室があります。
夏には庭の苔が一層濃くなり、青もみじが頭上を覆う緑の天井のような景観が広がります。
拝観料には抹茶とお茶菓子が含まれており、庭を眺めながら涼を楽しむ、上質なひとときを過ごせます。
拝観料:1,000円(抹茶付き)
庭園内からは京都市街を一望できる絶景あり
5. 祇王寺(ぎおうじ)
〜緑に包まれる、苔と竹と伝説の寺〜

嵯峨野の奥地、苔と竹に包まれた隠れた名刹。
平清盛に愛されていた白拍子・祇王が出家し余生を過ごした寺として知られ、文学的情緒にも満ちた空間です。
夏は一面の苔庭がまるで緑の絨毯のように広がり、苔の上に落ちる木漏れ日や風鈴の音が、心に涼を運んでくれます。
寺自体はこぢんまりとしているため、団体客も少なく、静かに自然を感じたい人にとって最適な避暑地です。
拝観料:300円
所要時間:ゆっくり見ても20分ほど(静かに過ごすのがおすすめ)
【 夏の嵐山おすすめ観光スポット【詳細比較表】 】
| スポット名 | 特徴・見どころ | 涼しさ度 |
|---|---|---|
| 嵐山竹林の小径 | 竹と風の音に癒される自然のクーラー | ★★★★★ |
| 天龍寺と曹源池庭園 | 青もみじと池に映る夏の絶景。蓮の花も楽しめる | ★★★★☆ |
| 渡月橋と桂川河畔 | 川風と夕焼けの美しさ。写真撮影や夕涼みに最適 | ★★★☆☆ |
| 大河内山荘庭園 | 苔と青楓に囲まれた別世界で抹茶を一服 | ★★★★☆ |
| 祇王寺 | 苔の庭と竹林が広がる静寂の避暑地。歴史と伝説の舞台 | ★★★★★ |
夏にしか体験できないアクティビティ
夏の嵐山は、「ただ見る」だけじゃない!
涼しさ、伝統、スリル、幻想的な光景…ここでしか味わえない体験が満載です。
この記事では、夏限定のアクティビティ・イベントを厳選してご紹介します。2026年の開催スケジュールが発表されているものは、目安も明記しています。
1. 鵜飼い観覧(うかい)
炎の灯りと鵜匠の技が夜の嵐山を照らす

夏の夜、桂川を幻想的な世界へ変える伝統漁法「鵜飼」。
松明の揺れる光の中、鵜匠が鵜を操って鮎を捕る様子は、まるで千年前から時が止まったかのような光景です。
屋形舟に乗って間近で見られる「鵜飼観覧船」(乗合大人2,300円)は、納涼を兼ねた最高の夏の風物詩。風鈴や提灯が揺れる船内では、飲食物の持ち込みも可能で、非日常の一夜を体験できます。
- 【開催期間】2026年7月1日(月)〜9月23日(火・祝)
- 【場所】嵐山・桂川(大堰川)
- 【出発時刻】19:00 / 20:00(9月は18:30 / 19:30)※天候により中止あり
2. 保津川下り
渓谷のスリルと涼しさを満喫!究極の「川のアトラクション」

京都・亀岡から嵐山までを、船頭さんの巧みな舵さばきで下るスリル満点の「保津川下り」。
夏は水かさも高く、急流と水しぶきで体感温度がグッと下がります。
川を吹き抜ける風、切り立つ峡谷、時折見える野生動物、そして「前の人がびしょ濡れになるスプラッシュゾーン」…!
まさに天然のアトラクションです。船上での会話も自然と弾みます。
- 【開催期間】通年運行(夏は特に人気)
- 【所要時間】約2時間
- 【料金】大人4,100円 / 小人2,700円(2026年春時点)
3. 嵐電「妖怪電車」
夜の嵐山におばけが出る!?大人も笑える肝試し列車

真夏の恒例、「妖怪電車」が今年も走る!?
車内は提灯とおばけ装飾に包まれ、沿線の妖怪キャラが突如登場する、乗って楽しい肝試し列車。
仮装して乗車すると記念グッズがもらえるなど、ファミリーやカップルにも人気。
スタッフがリアルに演じる「ぬらりひょん」や「一反木綿」は、子どもだけでなく大人も思わず笑ってしまうクオリティ。
- 【運行期間】2026年8月中旬予定(例年4日間)
- 【運行区間】嵐電嵐山駅〜四条大宮駅間
- 【運行時刻】17:30頃〜21:00(1日5便)
- 【乗車料金】通常運賃のみ(大人300円)
4. 嵯峨野トロッコ列車「風鈴トロッコ」
風鈴の音と保津峡の絶景が織りなす“走る納涼祭”
保津峡を走る観光列車・嵯峨野トロッコに、夏だけ登場する「風鈴列車」。
車内には色とりどりの風鈴が揺れ、涼やかな音色と渓谷の景色が心を癒してくれます。
途中の**「トロッコ保津峡駅」で約30分停車**し、展望台で風鈴に願い事を短冊で結ぶ体験も。
山風と夕焼けが交差するひとときは、夏の思い出に刻まれるはずです。
- 【運行日】2026年8月10日(土)・11日(日)予定
- 【運行時間】夕方発の特別便(17:00頃〜)
- 【料金】通常運賃+300円前後(例年ベース)
5. 愛宕山・千日詣り(せんにちまいり)
真夜中に登る”一生分のご利益”ナイトハイク
嵐山の奥、標高924mの愛宕山にある「愛宕神社」では、7月31日夜から8月1日未明にかけて登拝する特別行事が行われます。
この日に参拝すれば、1回で1000日分の火難除けのご利益があるとされ、多くの参拝者が懐中電灯を手に登山道を登ります。
山頂では提灯の灯りに照らされた社殿と、朝焼けに染まる京都盆地を望むことができます。
真夜中の登山は大変ですが、心身ともに“整う”感覚と、信仰の力を感じる特別な体験です。
- 【開催日】2026年7月31日(木)夜〜8月1日(金)未明
- 【登山時間】約2〜3時間(片道)
- 【場所】愛宕山(標高924m)・愛宕神社
- 【目的】火伏せの神に「千日分」のご利益祈願
【 夏限定体験アクティビティ比較表 】
| 体験名 | 内容の特徴 | 開催期間 | 所要時間 |
|---|---|---|---|
| 鵜飼い観覧 | 伝統漁と篝火が照らす幻想的な夜 | 7月1日〜9月23日 | 約1時間半 |
| 保津川下り | 急流×渓谷×水しぶき!天然アトラクション | 通年(夏が人気) | 約2時間 |
| 妖怪電車(嵐電) | 仮装&お化け!笑って涼む夜限定イベント | 8月中旬(4日間) | 約20分 |
| 風鈴トロッコ列車 | 音と風の“走る納涼祭” | 8月10・11日(予定) | 約1.5時間 |
| 愛宕山・千日詣り | 真夜中のご利益登山で“心も燃える” | 7月31日夜〜8月1日朝 | 登山片道2-3h |
最新の期間限定イベント・祭り(2026年夏)
京都・嵐山の夏は、ただの観光地では終わりません。
川面に揺れる灯籠の火、山々に浮かぶ送り火、そして地域の人々と触れ合える夏祭り…。
一年の中でも**「今だけ」「ここだけ」**の特別な催しが、訪れる人々を待っています。
幻想的な夜の行事から、季節を楽しむ体験型イベントまで、一度は見たい・参加したい夏限定の体験を、正確なスケジュールやアクセス、現地ならではの知って得する情報とあわせてご紹介します。
1. 嵐山灯籠流しと五山送り火「鳥居形」
幻想的な灯籠と送り火の共演

毎年8月16日に行われる「五山送り火」の一環として、嵐山中ノ島公園では灯籠流しが開催されます。灯籠流しは19:00~21:00頃まで行われ、20:20には「鳥居形」の送り火が点火されます。灯籠一基は1,200円で、水塔婆一枚が付いています。追加の水塔婆は1枚300円で購入可能です。幻想的な雰囲気の中、先祖の霊を送り、夏の終わりを感じることができます。
お役立ち情報:
アクセス: 市バス28系統「嵐山公園」下車、阪急電車「嵐山駅」または嵐電「嵐山駅」から徒歩すぐ。
混雑状況: 五山送り火と重なるため、夕方から混雑が予想されます。早めの到着がおすすめです。
注意点: 天候や川の水位により、灯籠流しが中止される場合があります。
4. 夏の嵐山の楽しみ方・モデルコース提案
静けさの朝、緑に染まる庭園、川風が吹き抜ける午後、そして灯火が揺れる夜。
夏の嵐山には、「今」しか出会えない涼と体験が詰まっています。
このページでは、そんな嵐山の魅力を最大限に味わえる季節限定のモデルコースを3つご紹介。
「定番をじっくり巡る王道コース」「夏らしいアクティビティ満載の体験型コース」「夕暮れから幻想の夜を楽しむゆったりコース」など、旅の目的やスタイルに合わせて選べる内容です。
①|王道の涼スポット満喫コース
竹と苔と川風、嵐山“夏の定番”だけを丁寧に巡る王道プラン。

夏の嵐山といえば、まずはこれ。
涼やかな竹林、苔に包まれた寺、川沿いの風――。
“間違いない”スポットを早朝から夕方まで、静かに心地よく巡れる初めての方にも最適なコースです。
写真映えもバッチリで、浴衣での散策にもぴったり。
🕒 所要時間:約6〜7時間|🧭 難易度:★☆☆|🎐 夏体験:3〜4スポット
| 時間帯 | 行程 | 内容解説 |
|---|---|---|
| 8:00〜9:30 | 天龍寺・竹林の小径 | 風が通り抜ける朝の竹林はまるで天然のクーラー。観光客が少ない早朝がおすすめ。 |
| 9:30〜10:30 | 野宮神社〜祇王寺 | 神秘的な黒木鳥居と、苔の絨毯に包まれる静寂の寺で、ひと味違う“涼”体験を。 |
| 11:00〜12:00 | 大河内山荘+抹茶 | 高台の庭園と抹茶セットで、優雅なひと休み。視界いっぱいの緑に癒される時間。 |
| 12:30〜13:30 | 川沿いカフェで納涼ランチ | 桂川沿いの風通しの良いテラス席で、冷やしそば・かき氷など夏らしい昼食。 |
| 14:00〜15:00 | 嵐山駅「キモノフォレスト」 | 涼やかな京友禅ポールのアートを浴衣で巡る。駅直結でアクセスも◎。 |
②|涼 × アクティブ体験コース
夏の嵐山を動きながら楽しみたい人向けの、体験重視プラン。

静かなだけが嵐山じゃない!
急流に乗り、伝統工芸を手作りし、妖怪列車で笑う――
体を動かしながら、“夏だからこそできる体験”を詰め込んだ、アクティブ派のための1日。
友達同士やファミリー旅にもおすすめの、汗と笑顔があふれるプランです。
🕒 所要時間:約7〜8時間|🧭 難易度:★★☆|🎐 夏体験:4〜5スポット
| 時間帯 | 行程 | 内容解説 |
|---|---|---|
| 8:30〜9:30 | 天龍寺〜竹林の小径 | 涼を感じながら心を落ち着ける朝の散歩。 |
| 10:00〜11:30 | 保津川下り(亀岡〜嵐山) | 夏に人気のスプラッシュアクティビティ。急流×清流の舟旅で爽快感抜群。 |
| 11:30〜12:30 | 渡月橋周辺ランチ | 舟着場近くの冷製うどん・京料理店で昼食。 |
| 13:00〜14:30 | 和菓子 or 竹細工体験 | 甘春堂や石川竹店などで、手作り体験&お土産ゲット。 |
| 15:00〜16:00 | 嵐電 妖怪電車で嵯峨野一周 | 夏限定の遊び心満載列車。仮装・写真も楽しめる、ゆるっと面白体験。 |
③|幻想の夜景と伝統体験コース
午後からのんびりスタートで、夜までじっくり楽しむ“納涼×伝統”の夕暮れ旅。

朝はゆっくり、午後から浴衣で街に出て、風鈴や苔庭をめぐる。
夕食の後は、鵜飼いの篝火と共に、京都の夜へ――。
喧騒を避けつつ、夜までじっくり嵐山を楽しみたい大人にぴったりの“夏の宵プラン”です。
デートやご夫婦での旅にも人気。
🕒 所要時間:約5〜6時間|🧭 難易度:★☆☆|🎐 夏体験:2〜3スポット(+夜イベント)
| 時間帯 | 行程 | 内容解説 |
|---|---|---|
| 13:00〜14:00 | 嵐山駅〜キモノフォレスト | 浴衣レンタルで旅を彩る準備。駅直結で映えるスポットからスタート。 |
| 14:00〜15:00 | 祇王寺〜大河内山荘 | 夏の青もみじと苔庭をのんびり巡る、静かな午後の涼感散策。 |
| 15:30〜16:30 | カフェで早めの夕食 or 甘味 | ひんやりスイーツや川沿いで軽食を取りつつ、日没待ち。 |
| 17:00〜18:30 | 鵜飼観覧(屋形船) | 鵜匠と篝火が織りなす幻想の伝統行事。灯りと風に包まれる特別な夜へ。 |
| 19:00〜 | 五山送り火(8/16限定) | タイミングが合えば、鳥居形の送り火と灯籠流しを一緒に鑑賞。 |
2026年 夏の嵐山 最新情報
2026年は、嵐山の夏の風物詩がひとつの節目を迎えます。嵯峨野トロッコ列車は現行車両での運行が2026年12月をもって終了し、2027年から新型車両に切り替わる予定です。保津川沿いの渓谷美を楽しむなら、現行車両に乗れる最後の夏となります(運行期間:3月1日〜12月29日)。
保津川下りは通常期(3月10日〜12月13日)には9:00〜15:00の間に定期船が出ており、夏場は特に人気の季節です。事前予約はVELTRAやKKdayなどのサイトでも可能ですが、当日乗船場窓口での購入もできます。暑さ対策として帽子・日焼け止め・飲み物を忘れずにお持ちください。
まとめ
夏の嵐山は、ただ暑さをしのぐだけでなく、五感すべてで「涼」と「美」を感じられる特別な場所です。保津川の清流に身を委ね、竹林の風に耳を傾け、苔庭の緑に心を癒される——そんな唯一無二の夏の京都体験が、2026年もあなたを待っています。ぜひ本記事を参考に、この夏だけの嵐山の旅を計画してみてください。
