🕓 2025/4/10
#観光地
京都の人気観光地「嵐山竹林」、いつでも入れるって本当?

目次
はじめに
京都観光の中でも特に人気の高いスポット「嵐山の竹林(竹林の小径)」。
風がそよぐたびに竹の葉がさやさやと音を立て、まっすぐ空へと伸びる無数の竹に囲まれるその光景は、まるで現実を忘れるような静寂の世界。
しかし、実際に訪れる前にはこんな疑問を抱く人も多いのではないでしょうか?
「嵐山の竹林って、何時から何時まで入れるの?」
「混雑を避けるなら、何時頃に行くのがいい?」
「アクセス方法や入場料ってどうなってるの?」
本記事では、そんな疑問にお応えするため、嵐山竹林の営業時間やアクセス、入場料の有無、早朝・夜間散策の魅力までを徹底解説します。
1. 嵐山の竹林の営業時間について
京都・嵐山の代名詞ともいえる人気観光地「竹林の小径(ちくりんのこみち)」。風が吹くたび、竹の葉がさやさやと揺れ、まっすぐ空へと伸びる竹に囲まれるその景色は、まるで別世界に迷い込んだかのよう。国内外から多くの旅行者がこの幻想的な場所を目指して訪れています。
そんな竹林を訪れる前に、多くの人がまず気になるのが、
「嵐山の竹林って、何時から何時まで入れるの?」
という点ではないでしょうか。
結論からお伝えすると――嵐山の竹林(竹林の小径)は、24時間いつでも自由に散策が可能です。一般的な観光施設のように開門・閉門といった時間制限がありません。というのも、この小径は**「公道」として整備されているため、24時間いつでも通行可能**なのです。
この道は、観光客だけでなく地元住民の生活道路としても利用されており、誰でも自由に通行できる場所として扱われています。全長約400メートルにわたり、美しい竹林が続くこの小径は、昼夜を問わず幻想的な風景を楽しめる、非常に貴重なスポットです。
ただし注意しておきたいのは、竹林の小径に隣接する観光施設――たとえば「天龍寺」や「大河内山荘庭園」など――には、それぞれ拝観時間や定休日が設定されています。竹林散策とあわせて周辺の寺社や庭園も訪れたい場合は、各施設の開門時間を事前に確認しておくことが重要です。
2. おすすめ観光時間:早朝散策の魅力
早朝の嵐山竹林は、日中の賑わいが嘘のように静けさに包まれています。観光客がまだほとんど訪れていない時間帯――朝7時前後〜8時頃には、まるで自分だけの竹林を歩いているような、幻想的で神聖な空気が流れています。
朝日が竹の隙間から差し込み、葉の一枚一枚がキラキラと光を受けて輝く様子は、この時間帯でしか味わえない絶景。鳥のさえずりや竹が風に揺れる音など、自然の音だけが響く空間に、心がすっと澄んでいくような感覚を覚えるでしょう。
特に、写真撮影を楽しみたい方にはこの早朝の時間帯が非常におすすめです。柔らかな自然光が竹のグリーンを引き立て、風景写真にも人物写真にも最高の光が得られます。
観光の混雑を避け、静かに竹林の美しさを味わいたい方にとって、早朝の嵐山竹林はまさに理想の時間帯です。少し早起きをしてでも訪れる価値のある、とっておきのひとときをぜひ体験してみてください。
3. おすすめ観光時間:夜間散策の魅力
夜の嵐山竹林は、昼間とは一変し、しんと静まり返った幻想的な空間へと姿を変えます。観光客の姿もまばらになり、月明かりやわずかな外灯に照らされた竹の影が、まるで絵巻物のように浮かび上がります。
出展:https://kyoto-option.com/blog/19333/
静寂に包まれた夜の竹林では、風に揺れる竹の音や足音さえも印象的に響き、心が洗われるような特別な体験ができます。日中とは異なる神秘的な美しさを味わえるため、夜に散策を試みる旅行者も少なくありません。
しかし注意すべき点もあります。竹林の小径には基本的に常設の照明設備がほとんどなく、足元は非常に暗くなります。そのため、夜間に訪れる際は必ず懐中電灯やスマートフォンのライトを携行し、足元に気をつけながら散策してください。
また、嵐山エリアは自然に囲まれた静かな地域です。深夜に大声を出したり音楽を鳴らすような行為は、周囲の住民や他の訪問者の迷惑となるため、マナーを守った静かな散策を心がけましょう。
安全対策さえしっかりしていれば、夜の竹林散策は非常にロマンチックで記憶に残る体験となるはずです。昼間には味わえない“静寂の竹の世界”を、ぜひ楽しんでみてください。
4. 嵐山の竹林へのアクセス方法
嵐山の竹林へは、電車、バスなど、様々な交通手段でアクセスできます。それぞれのルートと所要時間の目安を詳しくご紹介します。
【最寄り駅からの徒歩ルート】
駅名 | 徒歩時間 | 特記事項 |
JR嵯峨野線 「嵯峨嵐山駅」 |
約10~15分 | 「嵐山駅」 約5~10分 駅を出て左へ進む 。駅のすぐ近くにはお土産店や飲食店も多く、散策しやすいです。 |
嵐電 「嵐山駅」 |
約5~10分 | 渡月橋を経由するルート で、美しい景色を楽しみながら向かうことができます。駅から渡月橋までは徒歩約8~10分。 |
阪急 「嵐山駅」 |
約15~20分 | 約3~4分 トロッコ列車を利用する場合に便利ですが、運行期間や時間に注意が必要です。 |
嵯峨野観光線 |
約3~4分 | トロッコ列車を利用する場合に便利ですが、運行期間や時間に注意が必要です。 |
【バスでのアクセス】
嵐山の竹林周辺には、いくつかのバス停があります。主なバス停とそこから竹林の小径までの徒歩時間の目安は以下の通りです 。
バス停名 | 主な路線 | 徒歩時間 |
野々宮 | 京都バス 、京都市営バス | 約3~7分 |
嵐山天龍寺前 | 京都市営バス | 約10分 |
嵐山 | 京都市営バス、京都バス | 約13分 |
さいごに
嵐山の竹林(竹林の小径)は、24時間いつでも自由に訪れることができる、京都でも数少ない自然景観の名所です。朝の澄んだ空気の中で静けさを楽しんだり、夜の幻想的な雰囲気に包まれたりと、訪れる時間帯によって異なる魅力が広がっています。
入場料は無料で、アクセス手段も豊富。JR、嵐電、阪急、バス、さらにはトロッコ列車など、旅のスタイルに合わせて訪れることができるのも嬉しいポイントです。
日々の喧騒から少し離れて、竹の葉が揺れる音に耳を澄ませるひととき。ぜひ、あなただけの時間帯で嵐山の竹林を歩き、静寂と美しさに包まれる特別な旅を楽しんでください。