愛媛県の厳選グルメ3選(これだけは食べたい名物/郷土料理など)

🕓 2025/3/13
#グルメ

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 目次

    1. 宇和島鯛めし
    2. じゃこ天
    3. 焼豚玉子飯

愛媛県のグルメについて

愛媛県は、豊かな自然環境と美しい景観に恵まれた地域であり、瀬戸内海や四国山地などから得られる新鮮な食材を活かした独自の食文化が発展しています。温暖な気候と豊かな海や山の恵みにより、海の幸を中心とした多彩なグルメを楽しむことができます。

特に 「鯛めし」、「焼豚玉子飯」、そして 「じゃこ天」 は、愛媛県を代表するグルメとして人気です。愛媛県を訪れた際には、ぜひこれらの料理を堪能し、地域ならではの食文化を味わってみてください。



愛媛県の厳選グルメ3選

1. 宇和島鯛めし 

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 ● 宇和島鯛めしの魅力 

宇和島鯛めしは、愛媛県宇和島市の郷土料理で、新鮮な鯛の刺身を特製のタレに漬け込み、熱々のご飯にかけて食べる独特のスタイルが特徴です。

宇和島鯛めしは、薄く切った新鮮な鯛の刺身を、醤油、みりん、生卵などで仕立てたタレに漬け込みます。​この漬け込んだ鯛を、タレごと熱々のご飯にかけて食べることで、鯛の旨みとタレの風味がご飯に染み渡り、口いっぱいに広がります。​生の魚とご飯を組み合わせるこのスタイルは、全国的にも珍しいものです。 

 ● 宇和島鯛めしの歴史 

この料理の起源は、古代から海上交通の要衝であった宇和島市沖合の日振島にあります。​伊予水軍の水軍衆が船上で酒盛りをし、残った酒にご飯をつぎ、醤油をかけた刺身をのせて豪快に混ぜ合わせて食べていたことが始まりとされています。​この食べ方が漁師たちを通じて受け継がれ、徐々に洗練されて現在の宇和島鯛めしとなりました。

また、宇和島市内の料理店主たちが協力して「宇和島鯛めし協同組合」を設立し、地域団体商標の取得を目指すなど、地域ブランドとしての価値も高めています。

 ● 宇和島鯛めしを食べるならココ! ! 

  • 店名:郷土料理 大衆割烹 ほづみ亭
  • 魅力:
    「郷土料理 大衆割烹 ほづみ亭」 は、新鮮な海の幸を活かした宇和島の郷土料理が楽しめる老舗の割烹料理店です。食べログの 「居酒屋 百名店」 にも選ばれるなど、味・雰囲気ともに高い評価を誇ります。
    ほづみ亭の看板メニューである 「宇和島鯛めし」 は、愛媛県を代表する絶品グルメ。一般的な炊き込みタイプの鯛めしとは異なり、新鮮な 鯛の刺身 を甘めの特製ダレと 卵 に絡め、ご飯の上にかけて食べるスタイルです。鯛の刺身は コリコリとした食感 が特徴で、新鮮さが際立ちます。特製のタレは甘めの醤油と出汁のバランスが絶妙で、ご飯と絡めると 贅沢な卵かけご飯 のような味わいに仕上がります。名店ならではの確かな味わいは、一度食べると忘れられない逸品です。

  • アクセス: JR宇和島駅から徒歩5分
  • 住所:愛媛県宇和島市新町2-3-8
  • グーグルマップ:https://maps.app.goo.gl/Ch7v4jBfVN5Tctiv6

 

 

 


2. じゃこ天 

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 ● じゃこ天の魅力 

​愛媛県の南予地方、特に宇和島市や八幡浜市で親しまれている「じゃこ天」は、地元の食文化を象徴する伝統的な練り製品です。​新鮮な小魚を骨ごとすり身にし、油で揚げたこの食品は、独特の風味と食感が特徴です。

じゃこ天は、そのまま食べるだけでなく、さまざまな料理に活用できます。​例えば、フライパンや網で軽く炙ってから食べると、香ばしさが際立ちます。​また、うどんやそばなどの麺類にトッピングしたり、炊き込みご飯や酢の物、和え物など、多彩な料理の具材としても利用されます。

 ● じゃこ天の歴史 

じゃこ天の起源には諸説ありますが、一説によれば、1615年に宇和島藩初代藩主の伊達秀宗が仙台から蒲鉾職人を連れてきたことが始まりとされています。​当時、蒲鉾に利用できない小魚を有効活用するために、皮や骨ごとすり身にして揚げたものがじゃこ天の原型となりました。

「じゃこ天」という名称の由来についても複数の説があります。​一つは、さまざまな種類の小魚で作られていたことから、「ざこ天」と呼ばれ、それが変化して「じゃこ天」になったという説です。​もう一つは、原料の一つにホタルジャコが使われていたことから、「じゃこ天」と呼ばれるようになったという説です。

 ● じゃこ天を食べるならココ! ! 

  • 店舗名:練や 正雪
  • 魅力:
    正雪は、毎日開店後わずか数時間で売り切れるほどの大人気店で、開店前から行列ができるほどの注目度を誇ります。カウンターには揚げたてのじゃこ天やじゃこカツ、エビやきくらげ入りの天ぷらなどがずらりと並び、お客さんはトングを手に好みの品を選ぶテイクアウト形式。店主・酒井正雪さんが、代々続く練り物屋の技術を活かし、素材にこだわり抜いたすり身を伝統の石臼で丁寧に仕上げたじゃこ天は、旨味が凝縮された逸品で、骨や皮まで活用した栄養豊富な味わいが魅力です。
  • 住所:愛媛県松山市住吉1-5-3
  • アクセス:三津駅から110m
  • グーグルマップ : https://maps.app.goo.gl/NbtMDB6Mhs26RYEa7

 

 

 


3. 焼豚玉子飯 

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 ● 焼豚玉子飯の魅力 

愛媛県今治市のご当地グルメである「焼豚玉子飯」は、シンプルながらも深い味わいで、多くの人々を魅了しています。焼豚玉子飯は、白いご飯の上に薄切りの焼豚をのせ、その上に半熟の目玉焼きをトッピングし、甘辛いタレをかけるというシンプルな構成です。​この料理の魅力は、半熟の黄身が焼豚とタレ、ご飯に絡み合うことで生まれる絶妙なハーモニーにあります。

市民有志で構成される「今治焼豚玉子飯世界普及委員会」は、2017年に開催された「西日本B-1グランプリ in 明石」で優勝を果たし、全国的な知名度を高めました。 ​

 ● 焼豚玉子飯の歴史 

焼豚玉子飯の起源は、約50年前に遡ります。​当時、今治市内にあった中華料理店「五番閣」(現在は閉店)のまかない料理として誕生しました。​疲れた調理人が手早く栄養を摂取するために、焼豚の切れ端と半熟の目玉焼きをご飯にのせ、焼豚の煮汁をかけて食べていたのが始まりとされています。 ​その後、「五番閣」で修行した料理人たちが独立し、自身の店でこの料理を提供したことで、徐々に広まり、今治市民のソウルフードとして定着しました。

 ● 焼豚玉子飯を食べるならココ! ! 

  • 店名:重松飯店
  • 魅力:
    愛媛県今治市のB級グルメ「焼豚玉子飯(やきぶたたまごめし)」のパイオニア的存在として知られる 「重松飯店」 は、地元の人々から観光客まで幅広く愛される人気店です。今治駅から徒歩約15分の場所にあり、平日の昼でも行列ができるほどの人気を誇ります。 
    焼豚は こってりとしたバラ肉 と あっさりとしたモモ肉 の2種類を使用し、異なる食感と旨味が楽しめるのが特徴。さらに、30年以上継ぎ足された秘伝のタレ が、ご飯と焼豚、トロトロの黄身に絶妙に絡み合い、やみつきになる美味しさを生み出しています。

  • 住所:愛媛県今治市大正町5-4-47
  • アクセス:今治駅から813m
  • グーグルマップ:https://maps.app.goo.gl/9aqiRg7RaGmyuS2T9