箱根神社の朱鳥居から足柄五蔵へ――芦ノ湖&酒街道と日本酒を楽しむ1日旅

🕓 2025/7/20
#日本酒

平和の鳥居と杯を交わす旅:箱根神社・芦ノ湖と足柄五蔵をまるごと味わう!

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 目次

  1. 箱根・芦ノ湖と足柄酒街道で味わう日本酒とは
  2. 箱根・芦ノ湖と足柄酒街道の「おすすめ酒蔵」
  3. 箱根・芦ノ湖と足柄酒街道の「日本酒おすすめセレクション」
  4. 箱根・芦ノ湖と足柄酒街道と酒蔵を巡「モデルコース」

はじめに

箱根火山が育んだ霊峰の軟水と、丹沢の山里で磨かれた中硬水――ふたつの水脈が交差する箱根・足柄一帯には、わずか30 kmの道のりに五蔵が点在し、それぞれの蔵が〈吟のさと〉と河津桜由来の花酵母で“水・米・酵母”を地元に循環させながら、唯一無二の香味を醸し出しています。鳥居映える芦ノ湖の湖面から棚田が連なる足柄平野へ

――この水質グラデーションをたどる旅は、ひと口ごとに“やさしさ”と“キレ”が交差するグラス越しの物語。さあ、湖と山を結ぶ酒街道へ、一筆書きの酒時間を描きに出かけましょう。



1. 箱根・芦ノ湖と足柄酒街道で味わう日本酒とは 

 1 | 箱根・芦ノ湖と足柄酒街道で味わう日本酒とは

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箱根外輪山から丹沢山系へと沁み込み、長い時をかけて湧き出す伏流水は硬度 120 mg/L 前後の“中硬水”。軟水のまろやかさと硬水由来のミネラル感を併せ持ち、酵母の働きを力強く促しながらも後味に雑味を残さない──そんな“キレの良い骨格”を足柄の酒に授けています。

水に寄り添う米は、大井町の高尾棚田で地域住民と井上酒造が復活させた酒米〈吟のさと〉。背丈が低く倒伏しにくいことから棚田でも育てやすく、山田錦に匹敵する大粒の心白が吟醸仕込みを後押しします。

酵母の挑戦者は松田町・中沢酒造が河津桜から分離した“花酵母”。イチゴやサクランボを思わせる甘酸っぱいトップノートを生みつつ、酸を整える力が強いため爽やかな余韻で締めくくります。

 

 2 | 箱根神社・芦ノ湖&「足柄五蔵」利き酒パスでめぐる半日モデル

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朝まだき、芦ノ湖畔に立つ平和の鳥居が水鏡に朱を落とす瞬間をカメラに収めたら、杉木立の石段を上り箱根神社で旅の無事を祈願します。湖の霧が晴れるころ、海賊船に乗って元箱根から桃源台へ――甲板を渡る風が硫黄を含む大涌谷の煙を運び、箱根火山が育んだ水の物語を感じさせてくれます。

桃源台でバスに乗り換え、足柄平野の茶畑と棚田を眺めながら足柄駅へ。駅前の観光案内所で〈足柄五蔵 利き酒パス〉を手に入れたら、利き酒の旅のはじまりです。

まずは徒歩5分の井上酒造で微発泡純米「Sweet Heart」を冷やして一献。続く石井醸造では梅林の香を受けて熟す四段仕込みの濃醇酒を利き、瀬戸酒造店では縁側の日本庭園を前に300 ml ボトルを角打ち。午後は山北町へ足を延ばし、川西屋酒造店で米違いの〈隆〉を飲み比べ、締めに中沢酒造で河津桜酵母の限定酒と地元銘菓の羊羹をペアリング。

夕刻、松田山ハーブガーデンの展望台に立てば、西日が染める足柄平野と遠く相模湾の光が、掌に残るお猪口の温度とともに一日の余韻を照らしてくれます。

 

 3 | “芦ノ湖×足柄”協働──伏流水と復活蔵が拓く未来

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足柄五蔵は2025年で3回目となる〈利き酒バル in まつだ桜まつり〉を共同開催し、河津桜の満開期に蔵元自らが酒を注ぐ“花見×地酒”文化を発信しています。

夏には横浜赤レンガ倉庫の**〈YOKOHAMA SAKE SQUARE〉**で県内外の22蔵と肩を並べ、港町に“水源から海へ”の物語を届けました。

復活蔵の瀬戸酒造店が世界8位、井上酒造が棚田米を使ったオール足柄仕込みに挑むなど、“水・米・酵母”すべてを地元に回帰させる循環型プロジェクトが動き出しています。

項目 内容
所在地 神奈川県箱根町〜南足柄市
主な観光地 箱根神社〈平和の鳥居〉、芦ノ湖遊覧船、旧東海道杉並木、箱根関所、松田山ハーブガーデン
日本酒スポット 井上酒造〈箱根山・夢高尾〉、石井醸造〈曽我の誉〉、川西屋酒造店〈丹沢山・隆〉、瀬戸酒造店〈酒田錦・セトイチ〉、中沢酒造〈松美酉〉
年間イベント 2月 利き酒バル(松田桜まつり)/7月 YOKOHAMA SAKE SQUARE/秋 あしがら新酒解禁フェア
 

現在観光地×日本酒サイトを立ち上げ中です。これまでになかった、欲しかった情報が手に入るサイトです。どんどんこれから情報を追加していきますので、ぜひブックマークください。

 

 

 
 


2. 箱根・芦ノ湖と足柄酒街道の「おすすめ酒蔵」

箱根外輪山と丹沢山系に降った雨雪は、火山性の多孔質地層と花崗岩帯を数十年かけて通過し、芦ノ湖周辺では硬度 37 mg/L 前後の軟水、足柄平野では 60 〜 80 mg/L の中硬水として湧出します。

この恵みの水に、倒伏に強い大粒酒米〈吟のさと〉(山田錦×西海222号)を合わせ、さらに中沢酒造が河津桜から分離した“花酵母”を共有することで、ミネラル感のある酸とキレに、やわらかな旨みと華やかな果実香を両立させた“足柄清酒”が生まれます。

 1.井上酒造株式会社|箱根山の硬水で醸す「箱根山」・棚田米の〈夢高尾〉

井上酒造ウェブサイト出展: https://www.hakoneyama.co.jp/

寛政元年(1789)創業。酒匂川扇状地の自社井戸から汲み上げるミネラル豊富な硬水と、上大井の棚田で復活した〈吟のさと〉を用い、「箱根山」シリーズを中心に食中向けの辛口酒を展開。限定酒〈夢高尾〉は“オール大井町産”のテロワールを体現する一本です。蔵見学は60 分・無料(要予約/現在一時休止中)。

項目 内容
正式名称 井上酒造株式会社
創業年 1789 年
主な銘柄 箱根山・夢高尾
見学 ○ 要予約(休止中)
試飲 ○ 見学時に無料
直売所 足柄上郡大井町上大井 552
アクセス JR御殿場線 上大井駅 徒歩5 分

 

 2.石井醸造株式会社|梅里に息づく“四段仕込み”の濃醇酒〈曽我の誉〉

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出展: https://ishiijozo.com/

曽我梅林に隣接して明治 3 年(1870)創業。もち米を加える“四段仕込み”にこだわり、コクと旨みを引き出した濃醇タイプ〈曽我の誉〉や〈箱根街道〉を醸します。冬期限定で蔵見学(所要 1 h/1,100 円)が開催され、試飲後は梅林散策と合わせて楽しめます。

項目 内容
正式名称 石井醸造株式会社
創業年 1870 年
主な銘柄 曽我の誉・箱根街道
見学 ○ 2 月限定・予約制
試飲 ○ 見学者のみ
直売所 小田原市曽我原 954
アクセス JR御殿場線 上大井駅 徒歩15 分

 

 3.瀬戸酒造店|1865 創業蔵を 2018 年再生―22 銘柄を小仕込みで醸す〈セトイチ〉

about_3出展: https://setosyuzo.ashigarigo.com/

慶応元年(1865)に開業し、38 年の休蔵を経て 2018 年に再スタート。自社井戸を掘削し直し、22 基の小タンクで年 22 銘柄をリリースする“超少量多品種”蔵です。代表格〈酒田錦〉は世界酒蔵ランキング 2024 で8位を獲得。庭園を開放した〈Sake Terrace〉(入場無料)と、体験サイト「Otonami」経由のガイドツアー(要予約)が人気です。

項目 内容
正式名称 合資会社 瀬戸酒造店
創業年 1865 年(2018 年再醸造開始)
主な銘柄 酒田錦・セトイチ
見学 ○ 体験サイト経由
試飲 ○ Sake Terrace
直売所 足柄上郡開成町金井島 1336
アクセス 小田急線 開成駅 タクシー8 分

 

 4.川西屋酒造店|山北の谷水と“食を引き立てる”純米〈丹沢山〉・〈隆〉

スクリーンショット 2025-07-20 0.04.48出展: https://www.kanagawa-jizake.or.jp/kawanishiya/

明治 30 年(1897)創業。丹沢湖畔の山北町で湧く軟水を仕込み水に、酒質を“食との調和”に寄せた純米酒のみを醸造。〈丹沢山〉は2年熟成の円熟味、〈隆〉は足柄産〈若水〉米由来の伸びやかな旨みで知られます。蔵見学・試飲は行っていませんが、近隣の酒販店やオンラインで購入可能です。

項目 内容
正式名称 合資会社 川西屋酒造店
創業年 1897 年
主な銘柄 丹沢山・隆
見学 × 不可
試飲 × 不可
直売所 足柄上郡山北町山北 250
アクセス JR御殿場線 山北駅 徒歩15 分

 

 

 

 



3. 箱根・芦ノ湖と足柄酒街道の「日本酒おすすめセレクション」

箱根外輪山と丹沢山系に降り注いだ雨雪は、多孔質の火山岩と花崗岩層を数十年かけてろ過し、芦ノ湖畔では硬度 37 mg/Lの軟水として湧出します。酵母は中沢酒造が河津桜から分離した花酵母が県内蔵に共有され、青リンゴやサクランボを思わせる華やかな香りと爽やかな酸を生み出します。

 1. 井上酒造〈箱根山〉「純米 夢高尾」|足柄上郡大井町

寛政元年(1789)創業。酒匂川左岸の井戸から汲む中硬水と、高尾棚田で復活させた〈吟のさと〉を使った“オール大井”の地酒。低温発酵で白メロンを思わせる香りを残しつつ、日本酒度+3.5・酸度 2.3 のシャープな酸が料理を引き立てます。

項目 内容
種別 純米(精米歩合 65 %)
味わい 白メロン香/やや辛口・ミネラル感
飲み方 冷酒◎/常温○
相性料理 相州牛朴葉焼き、アジ南蛮漬け、箱根山麓豚ソテー
どこで買える・飲める 蔵元直売所、高尾棚田マルシェ、箱根湯本の地酒バー

 

 2. 石井醸造〈曽我の誉〉「純米 四段仕込み」|小田原市曽我原

明治3年(1870)創業。曽我梅林に隣接する蔵で、仕込みの最後に“もち米”を加える伝統の四段仕込みを守ります。米の甘旨とコクが乗りながら、梅林由来の酸味と硬水のキレで後口はすっきり辛口。梅干しや干物と好相性です。

項目 内容
種別 純米(四段仕込み・精米歩合 60 %前後)
味わい 米の甘旨+コク/すっきり辛口
飲み方 常温◎/ぬる燗○
相性料理 アジ干物、味噌田楽、梅肉和え
どこで買える・飲める 蔵売店〈曽我BAR〉、曽我梅林観光案内所、県内特約店

 

 3. 瀬戸酒造店〈酒田錦〉「純米 生貯蔵」|足柄上郡開成町

慶応元年(1865)創業。38 年の休蔵を経て2018 年再始動し、22基の小タンクで22銘柄を醸す“超少量多品種”蔵。麹米60 %山田錦×掛米67 %吟のさとを用い、穏やかな吟醸香とシャープな旨辛を両立。世界酒蔵ランキング2024で第8位に躍進しました。

項目 内容
種別 純米 生貯蔵(精米歩合 60/67 %)
味わい 穏やか吟醸香/シャープな旨辛
飲み方 冷酒◎/花冷え○
相性料理 シラスおろし、しじみ汁、相模湾タコのカルパッチョ
どこで買える・飲める 蔵併設〈Sake Terrace〉、横浜赤レンガ〈SAKE SQUARE〉、オンライン直販

 

 4. 中沢酒造〈松美酉〉「亮 純米吟醸 河津桜酵母仕込み」|足柄上郡松田町

文政8年(1825)創業。丹沢山系軟水と〈若水〉55 %精米に、自社分離の河津桜花酵母を掛け合わせた春限定酒。青リンゴのアロマと軽快な甘酸、フレッシュなガス感が特徴で、桜エビかき揚げやチーズケーキと好相性。

項目 内容
種別 純米吟醸 生酒(精米歩合 55 %)
味わい 青リンゴ香/やや甘酸っぱく軽快
飲み方 冷酒◎
相性料理 桜エビかき揚げ、鶏塩唐揚げ、レアチーズケーキ
どこで買える・飲める 蔵直売所、松田山ハーブガーデン売店、特約酒販店

 

 5. 川西屋酒造店〈隆〉「特別純米 雄町60」|足柄上郡山北町

明治30年(1897)創業。西丹沢の中硬水で“食を引き立てる酒”を追求。岡山県産雄町を60 %磨き、日本酒度+6.5・酸度 1.5 のドライな旨みが特徴。“白ラベルの隆”として限定流通し、燻製や赤身魚と好相性です。

項目 内容
種別 特別純米(精米歩合 60 %)
味わい 雄町由来のふくらみ/ドライなキレ
飲み方 常温◎/ぬる燗◎
相性料理 味噌豚角煮、鰹たたき、燻製チーズ
どこで買える・飲める 特約10店限定酒販、蔵オンライン抽選、山北町地酒フェア

 

 

 

 



4. 箱根・芦ノ湖と足柄酒街道を巡る「モデルコース」

箱根火山の外輪山と丹沢山系に降った雨雪は、火山岩‐花崗岩の複合層をゆっくりろ過されて芦ノ湖畔では 硬度 37 mg/L の軟水 、酒匂川扇状地では 60 〜 90 mg/L の中硬水となって湧き出します。

芦ノ湖の朱鳥居と足柄五蔵を一筆書きで巡る酒旅は、半日でクルーズ+二蔵を味わうライトコース① と史跡・海・温泉まで網羅するフルコース② の2本立て。公共交通中心だから、ドライバー不要で思う存分利き酒を楽しめます。

 ①|箱根神社と二蔵テイスティング 霊峰&湖畔ライトコース

🕒 所要 約 4.5 h | 🧭 難易度 ★★☆ (坂道+石段) | 🍶 試飲めやす 2 蔵

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芦ノ湖の平和の鳥居と箱根神社を参拝し、海賊船クルーズで湖上の絶景を堪能。足柄へ移動後、中沢酒造〈松美酉〉 と 瀬戸酒造店〈酒田錦〉 で利き酒を楽しみ、最後は松田山ハーブガーデンでランチと展望を満喫する、半日で湖と地酒を味わえる手軽なコース。

時間帯 スポット & 体験内容
08:00 芦ノ湖畔の 平和の鳥居 で湖面リフレクションを撮影後、杉並木の石段を登り 箱根神社 参拝(開門 06:30)。
09:10 元箱根港→桃源台港を海賊船でクルーズ、湖上から外輪山を一望。
10:05 桃源台港…箱根登山バス(約40 分)…新松田駅、徒歩 7 分で 中沢酒造〈松美酉〉 到着。花酵母仕込み「亮 純米吟醸」生酒を試飲(蔵売店 09:00–16:00) 
11:00 徒歩 15 分で 瀬戸酒造店〈酒田錦〉。“角打庭園”で3種飲み比べ+小瓶購入(Sake Terrace 10:00–17:00、火休) 
12:10 松田山ハーブガーデン(西平畑公園・入園無料)へ坂道を15 分登り、足柄平野と相模湾パノラマを望みつつハーブランチ。開園 09:00–16:00・月火休 
13:30 新松田駅から小田急線で箱根湯本へ戻り解散。

 

 ②|箱根関所と足柄酒街道 史跡&四蔵フルコース

🕒 所要 約 7 h | 🧭 難易度 ★★☆ (徒歩+鉄道+短距離タクシー) | 🍶 試飲めやす 3–4 蔵

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江戸の歴史が息づく箱根関所跡を見学後、井上酒造、石井醸造、川西屋酒造店、瀬戸酒造店 を巡って多彩な足柄清酒を飲み比べ。途中、小田原・早川漁港で地魚ランチ、締めは箱根湯寮の酒粕風呂でゆったり過ごす、1 日満喫の充実プラン。

時間帯 スポット & 体験内容
08:20 箱根関所跡(開門 08:30)をガイドツアーで見学。
09:30 箱根町港→箱根湯本バス→JR国府津乗換→御殿場線 上大井駅(計約70 分)。徒歩 5 分で 井上酒造〈箱根山〉。試飲3種&直売(9:00–12:00/13:00–16:00、日祝休)
10:40 タクシー 10 分で 石井醸造〈曽我の誉〉。梅林隣接蔵で四段仕込み純米を利き酒(要事前予約、9:00–16:00)
11:50 タクシー 8 分→ 小田原・早川漁港。地魚丼ランチ&干物土産。
12:50 JR御殿場線 山北駅(約25 分)下車、徒歩 15 分で 川西屋酒造店〈隆〉。店頭販売のみ(平日 9:00–12:00/13:00–16:00)
14:10 山北駅→松田駅(8 分)→徒歩 15 分で 瀬戸酒造店 角打庭園再訪or追加テイスティング。
15:30 松田駅→小田急線で箱根湯本・強羅温泉へ。〆は日帰り湯 箱根湯寮 で酒粕風呂(入館〜17:00)

 

 

 

 



 さいごに 

箱根の霊湖と足柄の棚田──たったひと雫の水がたどる大地の旅路は、そのまま五蔵それぞれの酒づくりの物語でもあります。湖畔の軟水が授ける絹のような口当たり、山あいの中硬水が描く骨太なキレ、そして〈吟のさと〉と花酵母が紡ぐ華やかな香味。

グラスを傾けるたびに、火山と棚田と人の営みが重なり合い、ひと口ごとに新しい風景が立ち上がる――それが「箱根・芦ノ湖と足柄酒街道」の醍醐味です。

本サイトでは、蔵元の最新動向や季節限定酒、酒旅を彩るモデルコースを随時アップデートしていきます。「こんな情報がほしかった」と思っていただけるよう、現地で確かめた営業状況や交通手段、ペアリング料理まで徹底的に掘り下げてご紹介する予定です。