🕓 2025/3/5
#観光地

目次
茨城県のいくべき観光地スポット 3選
ー 茨城県(いばらぎ)とは? ー
関東地方の一部を形成する茨城県は、豊かな自然と深い歴史が見事に融合した魅力あふれる地域です。古代からこの地域は豊かな農業と海洋資源に恵まれ、また、中世には鹿島神宮や笠間稲荷などの重要な神社が栄えました。
四季折々の美しさが広がる茨城県は、特に、霞ヶ浦や筑波山などの大自然が創り出す絶景や、世界遺産にも登録されている水戸の偕楽園などの美しい庭園は、視覚的な魅力を最大限に引き立てます。
その美しさは四季を通じて変化し、春には桜、夏には新緑、秋には紅葉、冬には雪景色と、訪れる度に新しい表情を見せてくれます。
1. 牛久大仏|世界最大級の大仏が佇む圧巻の聖地
● 牛久大仏の魅力
茨城県牛久市にそびえ立つ牛久大仏は、世界最大級の青銅製立像として知られ、その高さは全高120メートルで圧倒的な大きさが際立ち、ギネス世界記録にも認定されています。大仏は、浄土真宗東本願寺派によって建立され、阿弥陀如来を本尊とされています。
牛久大仏の内部は五層構造となっており、それぞれ仏教の教えを学ぶ空間が広がっています。「光の世界」では煩悩から慈悲へ導かれる体験ができ、「念仏の間」では写経を通じて心を落ち着かせることができます。「蓮華蔵世界」には約3,400体の小仏が並び、「霊鷲山の間」では釈迦の遺骨が安置され、その生涯を学ぶことができます。
さらに、大仏の胸部にあたる地上85メートルの展望台からは、関東平野を一望でき、天気が良ければ東京スカイツリーや富士山まで見渡せる絶景が楽し無ことができます。
● 牛久大仏の歴史
牛久大仏は、茨城県牛久市に位置する全高120メートルの青銅製阿弥陀如来像で、1993年に完成しました。 この巨大な仏像は、浄土真宗東本願寺派本山東本願寺によって建立されました。浄土真宗の開祖である親鸞聖人は、鎌倉時代に茨城県を布教の拠点としたことから、この地に大仏が建てられることとなりました。
建立の構想は1983年に始まり、1986年に着工、1993年に完成しました。 この大仏は、1995年に「世界一の大きさのブロンズ製仏像」としてギネス世界記録に認定されました。 高さ120メートルという数字は、阿弥陀如来が放つとされる12の光にちなんで設定されています
● 牛久大仏のアクセス
- 住所: 〒300-1288 茨城県牛久市久野町2083 牛久大仏
- 電車とバス: JR常磐線牛久駅東口から関東鉄道バス「牛久浄苑行き」または「直行 牛久大仏・あみプレミアムアウトレット」に乗車。
- 自動車: 首都圏中央連絡自動車道(圏央道)、阿見東ICから約3分。
- Googleマップリンク: 牛久大仏
● 大洗磯前神社の魅力
大洗磯前神社は、茨城県大洗町に位置する歴史ある神社で、太平洋を望む美しい景観が魅力です。特に、海中に立つ「神磯の鳥居」は、日の出の名所として知られ、多くの参拝者や観光客が訪れます。この鳥居は、海と空が織りなす壮大な景色の中に佇み、神聖な雰囲気を醸し出しています。
境内には、拝殿や本殿などの伝統的な社殿が配置され、歴史と文化を感じることができます。また、周辺には松林が広がり、自然の中で心静かに参拝することができます。さらに、大洗磯前神社はアニメ作品の舞台としても知られ、ファンが聖地巡礼として訪れるスポットにもなっています。
● 大洗磯前神社の歴史
大洗磯前神社は、茨城県大洗町に鎮座する歴史ある神社で、平安時代中期の856年に創建されました。『日本文徳天皇実録』によると、御祭神である大己貴命と少彦名命が現在の神磯に降臨し、「人々を救済するために戻ってきた」と告げたことが起源とされています。
その後、朝廷から「大洗磯前薬師菩薩明神」の神号を賜り、延喜式神名帳では霊験あらたかな「大社」に列せられました。しかし、戦国時代の兵火で社殿が焼失し、江戸時代に水戸藩2代藩主・徳川光圀の命により再建が進められました。1690年に造営が始まり、1730年に現在の社殿が完成しました。これらの建造物は、江戸時代初期の貴重な文化財として茨城県の指定文化財となっています。
● 大洗磯前神社へのアクセス
- 住所: 〒311-1301 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町6890
- 電車: 鹿島臨海鉄道・大洗鹿島線「大洗駅」から約2.5km。徒歩では約40分、タクシーの利用がおすすめ
- 車: 北関東自動車道「水戸大洗IC」から約5.5km、約10分
- Googleマップリンク: 大洗磯前神
3. 国営ひたち海浜公園|四季折々の花が彩る絶景パーク
● 国営ひたち海浜公園の魅力
国営ひたち海浜公園は、茨城県ひたちなか市に位置する広大な国営公園で、四季折々の花々が咲き誇る美しい景観で知られています。 特に春には約530万本のネモフィラが「みはらしの丘」を青一色に染め上げ、その光景は圧巻です。また、秋にはコキアが紅葉し、丘全体が真紅に染まる姿も見どころの一つです。
園内には、花畑だけでなく、サイクリングコースや遊園地エリア「プレジャーガーデン」も備わっており、家族連れやカップルなど、幅広い層が楽しめる施設が充実しています。 また、広大な草原エリアではピクニックやスポーツを楽しむことができ、自然の中でリフレッシュするのに最適な場所となっています。
● 国営ひたち海浜公園の歴史
国営ひたち海浜公園は、茨城県ひたちなか市に位置する広大な国営公園で、その歴史は戦前に遡ります。1938年、この地には日本陸軍の水戸飛行場が設置され、戦後の1946年からはアメリカ軍の射爆撃場として利用されていました。長年にわたる地元住民の返還運動の結果、1973年月15日に日本政府へ返還され、その後、平和利用の象徴として公園の整備が進められました。
1984年8月9日に都市公園の設置区域が決定、同年11月26日に起工式が行われました。そして、1991年10月5日に約70ヘクタールの第1期区域が開園しました。その後も段階的に拡張が続けられ、現在の公園面積は約350ヘクタールに達し、そのうち約215.2ヘクタールが供用されています。
● 国営ひたち海浜公園へのアクセス
- 住所:東京都渋谷区代々木神園町1番1号
- アクセス方法:JR「原宿」駅表参道口から徒歩3分、東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前」駅から徒歩3分、小田急線「参宮橋」駅から徒歩5分
- 公式ウェブサイト:明治神宮公式ウェブサイト
- Google マップ:明治神宮の位置
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