石川県の厳選グルメ3選(これだけは食べたい名物/郷土料理など)

弁天堂 (24)-Jun-08-2024-10-22-08-7952-AM

石川県のグルメについて

石川県は、美しい自然と豊かな文化が融合した場所であり、多くの美食が楽しめる地域です。特に金沢市は、歴史と伝統を感じながら、地元ならではの料理を堪能できるグルメスポットとして知られています。この記事では、石川県の厳選グルメとして「治部煮」、「能登牛」、「金沢おでん」の3つの料理を紹介します。

それぞれの料理について、その魅力と歴史を詳しく紹介するとともに、おすすめのお店もご案内します。石川県を訪れる際には、ぜひこれらの絶品グルメを楽しんでみてください。


石川県の厳選グルメ3選

治部煮

弁天堂 (22)-4

● 治部煮の魅力

治部煮は、石川県金沢市を代表する郷土料理で、特に加賀料理として知られています。この料理は鴨肉や鶏肉、季節の野菜、特産のすだれ麩などを使い、甘辛い出汁で煮込んだ一品です。名前の由来は、食材を「じぶじぶ」と煮る音から来ているとも言われています。

特徴は、肉に小麦粉や片栗粉をまぶしてから煮ることで、出汁にとろみが付き、食材の旨味を閉じ込めることができる点です。このとろみは、特に寒い季節に体を温める効果があります。また、わさびを薬味として添えることで、鴨肉の柔らかさとわさびの爽やかな辛味が絶妙にマッチします。

● 治部煮の歴史

治部煮は石川県金沢市を代表する郷土料理で、その起源は江戸時代に遡ります。名前の由来には諸説あり、料理を煮る際に発生する「じぶじぶ」という音から名付けられたとも、鴨肉を意味する「熟鳧(じゅくぶ)」の略であるとも言われています。

加賀藩の武家料理として発展したとされ、藩主・前田家に仕えた料理人たちによって洗練されていったと伝えられています。前田家の料理人が18世紀前期に著した『料理の栞』には、鴨などの肉に麦の粉をまぶして煮て、わさびを添える「麦鳥(むぎどり)」という料理が記されており、これが現在の治部煮に似ているとされています。

また、豊臣秀吉の兵糧奉行であった岡部治部右衛門が朝鮮から持ち帰った料理が元になっているという説もあります。この説によれば、岡部治部右衛門が持ち帰った料理が加賀藩でアレンジされ、治部煮として定着したと言われています。

● 治部煮を食べるならココ! !

  • 店名:城山亭
  • 魅力:
    「城山亭」は、兼六園の茶店のひとつで、散策の前後に気軽に加賀料理を堪能できるお店です。特に一番人気の「治部煮」は、金沢を訪れたならぜひ味わっていただきたい一品です。治部煮そのものの魅力に加え、バリエーション豊かなメニューが揃っています。

    例えば、「治部煮うどん」「治部煮そば」「治部煮ラーメン」など、治部煮を麺と組み合わせた創作料理も楽しめます。さらに、「治部煮丼」や「甘エビ入り治部煮」といったユニークなアレンジもあり、どれもが絶品です。
  • アクセス:「金沢駅」より タクシーで約10分
  • 営業時間:夏期10:00〜17:00、冬期10:00〜16:00/不定休(2026年9月時点)
  • 住所:金沢市兼六町1-13
  • グーグルマップ:https://maps.app.goo.gl/aHz8Rsp29dmeKGks8

 

 

 

能登牛

弁天堂 (23)-Jun-08-2024-10-22-08-9745-AM

● 能登牛の魅力

能登牛は、石川県の美しい自然と素朴な風土によって育まれた高品質な黒毛和牛で、石川県内の関係団体で構成する「能登牛銘柄推進協議会」が平成7年(1995年)に定めた認定基準を満たすものだけが「能登牛」として認定されます。能登牛の育成には、能登の豊かな自然環境と生産者の丹精込めた飼育技術が大きく寄与しています。

最大の特徴は、そのきめ細やかな肉質と上質な脂肪です。脂肪にはオレイン酸が豊富に含まれており、これによりトロけるような食感と豊かな風味が生まれます。特に、2011年(平成23年)12月に創設された「能登牛プレミアム」として認定されるものは、A5ランクのうちBMS(霜降り度合い)が10以上のもの、またはBMS8または9でオレイン酸含有率が55%以上のものとされています。

能登牛は、その高品質を維持するために厳格な認定基準を設けています。石川県内が最終飼養地であり、かつ飼養期間が最も長いこと、そして肉質等級がA3以上またはB3以上であることが求められます。これらの基準をクリアした能登牛だけが、能登牛の名を冠することが許されています。

● 能登牛の歴史

能登牛のルーツは、明治25年(1892年)に兵庫県の但馬地方から導入された3頭の種雄牛にさかのぼるとされ、大正13年(1924年)には主に農耕用として鳥取県から8頭の牛が導入されました。昭和9年(1934年)頃からは、霜降りの入りやすい兵庫系と体の大きな鳥取系を掛け合わせた和牛一代雑種の生産が奨励され、体積に富み資質の高い和牛として評価されるようになりました。

1995年(平成7年)には、石川県内の肉用牛関係団体で構成する「能登牛銘柄推進協議会」が認定基準を定め、一定の基準を満たした牛肉のみが「能登牛」として認定されるようになりました。2007年(平成19年)には地域団体商標にも登録されています。さらに、2007年の第9回全国和牛能力共進会では、オレイン酸の含有率が最も高く脂肪の質に優れていたとして、特別賞「脂肪の質賞」を受賞しました。

● 能登牛を食べるならココ! !

  • 店舗名:六角堂
  • 魅力:
    1973年に卯辰山麓で創業した金沢の老舗ステーキハウス「六角堂」は、金沢市民に長年愛されてきた人気店です。シェフが目の前でステーキを焼き上げるライブ感あふれる食体験が楽しめ、五感でお肉を堪能できるのが特徴です。ひがし茶屋街から徒歩圏内に位置し、雰囲気抜群の店内で食事を楽しむことができます。

    おすすめの「六角堂コース」は、前菜、スープ、季節の魚介鉄板焼き、サラダなどに厳選ステーキ(ランチ100g、ディナー120g)が付いた贅沢な内容で、お肉は「黒毛和牛 ヒレ又はロース」などから選べます。能登牛を味わいたい方は「能登牛プレミアム ロース」を選ぶのがおすすめです。軽く焼き目をつけて肉汁を閉じ込めたステーキは、シンプルな塩コショウの味付けのほか、薬味を添えて味の変化も楽しめます(コース内容・料金は変更される場合があります)。

  • 営業時間:11:00〜15:00(土日祝は〜15:30)、17:00〜22:00/年中無休(2026年9月時点)
  • 住所:石川県金沢市観音町3-4-42(2026年9月時点)
  • アクセス:「橋場町」バス停から徒歩約10分
  • グーグルマップ : https://maps.app.goo.gl/KkkLGa3nKZPB6DJHA

 

 

 

金沢おでん

弁天堂 (25)-Jun-08-2024-10-22-09-0878-AM

● 金沢おでんの魅力

金沢おでんは、石川県金沢市を代表する郷土料理で、冬の寒さを和らげる心温まる一品として地元の人々や観光客に親しまれています。このおでんの最大の特徴は、出汁の上品な風味と多彩な具材にあります。まず、金沢おでんの出汁は、昆布や鰹節をベースにした透き通ったスープが特徴で、関西風のおでんよりも深い味わいがあります。地元の大野醤油が使用されることが多く、この醤油が出汁に独特の風味を与えています。

具材には、地元の特産品が多く使われています。例えば、冬の風物詩である「カニ面」は、香箱ガニの甲羅にカニの身と味噌を詰めた贅沢な一品で、金沢おでんの代表的な具材として知られています。また、地元の海産物であるバイ貝や、ふかし(白身魚のすり身)、車麩、源助大根なども金沢おでんの定番具材です。これらの具材が出汁と絶妙に調和し、豊かな風味を醸し出します。

● 金沢おでんの歴史

金沢おでんの起源には諸説ありますが、明治から大正にかけて各地のおでん文化が金沢に伝わり、地元の食材や出汁と融合しながら独自のスタイルへと発展したといわれています。

昭和初期には現在も営業を続ける老舗おでん店が創業しており、長い歴史を持つ店が今も金沢おでんの味を守っています。平成22年(2010年)には、市内のおでん店が共同で「金澤おでん嗜み会」を立ち上げ、金沢おでんの魅力を全国に発信しています。

NHKの番組「ためしてガッテン」で、平成21年度のタウンページをもとに人口1人当たりのおでん店の数を比べたところ石川県が全国一と紹介され、これをきっかけに金沢おでんは全国的に知られるようになりました。その後、さまざまなメディアで取り上げられ、金沢を訪れる観光客にも人気のグルメとなりました。

● 金沢おでんを食べるならココ! !

  • 店名:おでん居酒屋 三幸
  • 魅力:
    金沢の裏通りに位置する「三幸」は、舌の肥えたお客さんが毎夜詰めかける人気店です。裏通りという立地にもかかわらず、いつも混み合うその理由は、質の高い料理と心地よい活気にあります。

    「三幸」の魅力のひとつは、鶏ガラをベースにした上品なダシです。このダシは、鰹や煮干しなども加えられ、独自の風味を持ちつつも、しっかりとした味わいが特徴です。ダシがしっかりと染み込んだおでんは、どれも厳選された素材を使用しており、その美味しさは一口食べるだけで納得できます。さらに、名物の「みゆき揚げ」や「とろろの鉄板焼」などの一品料理も充実しており、これらの料理も多くのファンを引きつけています。

  • アクセス:野町駅から917m
  • 住所:石川県金沢市片町1-10-3
  • グーグルマップ:https://maps.app.goo.gl/kLKt78788SecPNP68

よくある質問

1

A.加能ガニ(石川県産のオスのズワイガニ)、のどぐろ、治部煮などが代表的な名物です。近江町市場は「金沢の台所」と呼ばれ、新鮮な海鮮丼やカニが食べられます。
2

A.「近江町市場寿し」の回転寿司、「もりもり寿し」のネタの大きさ、「いきいき亭」の海鮮丼が人気。市場内で新鮮なカニやエビをその場で食べる体験も人気です。営業時間は9:00〜16:00頃が目安で、店舗により異なります(飲食店はより遅くまで営業する店もあり。2026年9月時点)。
3

A.金沢市は総務省の家計調査で和菓子(ようかん・まんじゅうを除く)の1世帯当たり支出額が全国1位になるほど、和菓子文化が根付いた街です。「森八」「村上」「越山甘清堂」などの老舗和菓子店があり、お茶とともに楽しむ上生菓子は芸術品のような美しさで、体験教室も人気です。
4

A.加賀野菜・治部煮・かぶら寿しに代表される華やかな食文化です。治部煮は鴨肉と加賀野菜を合わせた金沢の代表的な郷土料理。加賀野菜は15品目が認定されています。
5

A.金沢おでんは蟹面(香箱ガニの甲羅に身や内子・外子を詰めたもの)や車麩が特徴的な具材です。赤玉本店や高砂が有名店。蟹面は香箱ガニの漁期に合わせた冬季限定で、価格は店や時期により異なります。地酒と合わせるのが定番です。