【清水寺×日本酒】酒蔵巡りで地酒を堪能!京都と日本酒を満喫する旅

【清水寺×日本酒】酒蔵巡りで地酒を堪能!京都と日本酒を満喫する旅

歴史と美酒が出会う街、京都。日本酒の奥深さに触れてみませんか?

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 目次

  1. 東山のおすすめ酒蔵
  2. 清水寺の歴史と見どころ
  3. 清水寺周辺の日本酒おすすめセレクション
  4. 清水寺と酒蔵を巡るモデルコース

はじめに

京都の東山に位置する清水寺は、世界遺産「古都京都の文化財」のひとつで、国内外から多くの参拝者が訪れる寺院です。清水寺の参拝と合わせて、京阪電車で南へ向かえば酒どころ・伏見の酒蔵にも足を延ばせます。

本記事では、伏見の酒蔵、清水寺の歴史と見どころ、伏見の蔵元が造る日本酒、そして清水寺と酒蔵を1日で巡るモデルコースを紹介します。



東山のおすすめ酒蔵

清水寺から足を伸ばして訪れたい、日本酒の名所・伏見の酒蔵たち

東山エリア、特に清水寺周辺には酒蔵の数は多くありませんが、京都市南部に位置する伏見区は、約20の蔵元が集まる酒どころです。清水寺からは京阪電車を利用して30〜40分程度で移動できます。

ここでは、伏見の代表的な酒蔵をピックアップし、それぞれの特徴とアクセス情報を紹介します。

 

 1. 月桂冠大倉記念館|歴史と文化を体感できる老舗酒蔵ミュージアム 

京都伏見を代表する名酒「月桂冠」を手がける老舗酒蔵。1637年創業の歴史を誇り、館内には日本酒造りの道具や資料が展示され、日本酒の文化や技術の深さを学べます。伏見の地下水「伏水(ふしみず)」とともに歩んできた酒造りの歴史を、展示ときき酒で知ることができます。

項目内容
正式名称月桂冠株式会社(大倉記念館)
創業年1637年
主な銘柄月桂冠、伝匠 など
特徴伏見の名水「伏水」使用。伝統と近代技術の融合。展示資料が豊富。
見学可(インターネット事前予約を推奨)/入館料:20歳以上600円・13〜19歳100円・12歳以下無料(キャッシュレス決済のみ、2026年9月時点)/所要時間:約40〜60分
試飲20歳以上は入館料に3種類のきき酒付き
直売所あり(記念館内ショップ)
アクセス清水五条駅 → 京阪中書島駅(約15分)→ 徒歩5分/合計約40分

 2. 増田德兵衞商店(月の桂)|にごり酒発祥の革新蔵、伝統と挑戦の融合 

1675年創業の増田德兵衞商店は、1964年に日本初の「スパークリングにごり酒」を生み出した酒蔵です。長期熟成酒にも力を入れています。蔵は伏見区下鳥羽にあり、駅からは離れているため、タクシーやバスの利用が便利です。

項目内容
正式名称株式会社増田德兵衞商店
創業年1675年
主な銘柄月の桂、にごり酒、スパークリング酒 など
特徴スパークリングにごり酒の元祖(1964年)。長期熟成酒にも注力。革新と伝統の融合が魅力。
見学公式サイトでは一般向け見学の案内なし(要問い合わせ)
試飲要問い合わせ
直売所要問い合わせ
アクセス所在地:京都市伏見区下鳥羽長田町。京阪中書島駅などからタクシー・バス利用

 3. キンシ正宗|京の手仕事と酒米「祝」にこだわる風格の酒蔵 

1781年創業のキンシ正宗は、伏見の本社蔵で井戸水「常磐井」を使い、昔ながらの丁寧な手作業による酒造りを今に伝える酒蔵です。京都産の酒米「祝」を使用した酒造りにも力を入れています。伏見の新常磐蔵で行っていた蔵見学(試飲付き)は、2026年9月時点で当面休止中です。

項目内容
正式名称キンシ正宗株式会社
創業年1781年
主な銘柄金鵄正宗、純米大吟醸、祝米仕込み など
特徴京都の酒米「祝」使用。手洗い・手麹など丁寧な手作業中心の酒造り。
見学新常磐蔵の蔵見学は当面休止中(2026年9月時点)
試飲蔵見学時のみ(現在休止中)
直売所要問い合わせ
アクセス清水五条駅 → 伏見桃山駅または中書島駅(京阪 約20分)→ 徒歩

 

 



 

清水寺の歴史と見どころ

京都・東山に位置する清水寺(きよみずでら)は、778年に開創された寺院です。寺伝によると、奈良で修行した僧・賢心(のちの延鎮)が夢のお告げに従って北へ向かい、音羽山で清らかな水が湧く滝を見つけたことが始まりとされています。

その後、平安時代初期の武将・坂上田村麻呂が賢心と出会い、十一面千手観世音菩薩を本尊とする寺院を建立。音羽の滝の清らかさにちなんで「清水寺」と名付けたと伝えられます。度重なる火災を経て、現在の伽藍の多くは1633年に再建されたものです。1994年には、ユネスコ世界文化遺産「古都京都の文化財」のひとつとして登録されました。

 

見どころ 1|清水の舞台 

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清水寺の象徴ともいえるのが、本堂の「清水の舞台」です。音羽山の急な崖に18本の欅の柱を立て、貫と呼ばれる横木で組み上げる「懸造(かけづくり)」という伝統工法で、木材の接合に釘は使われていません。崖下の礎石からの高さは約13メートルで、舞台からは京都市街を見渡せます。
春は桜、秋は紅葉の名所としても知られ、四季折々の美しい風景が楽しめます。

 

見どころ 2|音羽の滝 

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境内の崖下にある音羽の滝は、清水寺の開創の起源であり、寺名の由来にもなった滝です。古くから「金色水」「延命水」と呼ばれてきた清水が3筋に分かれて落ち、参拝者は柄杓で水を汲んで六根清浄・所願成就を祈ります。

 

見どころ 3|仁王門と三重塔 

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参道の正面に建つ仁王門(におうもん)は、清水寺の正門にあたる朱塗りの楼門です。応仁の乱で焼失した後、1500年前後に再建されました(重要文化財)。
また、三重塔は高さ約30メートルで、国内最大級の三重塔です。現在の建物は1632年の再建で、京都の街からも望むことができます。

 

見どころ 4|地主神社(じしゅじんじゃ)

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清水の舞台のすぐそばにある地主神社は、縁結びのご利益で有名な神社(2026年9月時点、建造物・境内整備工事のため閉門中で、開門時期は未定)。境内にある「恋占いの石」は、目を閉じて歩いて辿り着くと恋が叶うといわれています。

 

見どころ 5|夜間特別拝観・ライトアップ 

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春・夏・秋の特別な時期には夜間拝観とライトアップが行われ、昼間とは異なる幻想的な雰囲気に包まれます。実施期間は年によって異なるため、公式サイトで確認してから出かけましょう。

 

【 清水寺の基本情報 】

項目内容
所在地京都府京都市東山区清水1丁目294
アクセス京都駅から市バスで「五条坂」下車 徒歩約10分
拝観時間6:00~18:00(7・8月は18:30閉門、夜間特別拝観時は延長あり)
拝観料大人・高校生500円、小・中学生200円(2026年9月時点)
所要時間目安約1.5〜2時間
バリアフリー対応一部バリアフリー対応あり(坂・階段は多め)

 

 

 

 

 



清水寺周辺の日本酒おすすめセレクション

ここでは、清水寺から電車で行ける伏見の蔵元が造る日本酒を、「味わい」「飲み方」「料理との相性」の観点で紹介します。食事やお土産選びの参考にしてください。

 1. 月桂冠「伝匠」|月桂冠大倉記念館 

1637年創業の月桂冠が造る「伝匠月桂冠」は、主に飲食店向けに出荷されている銘柄で、純米吟醸と大吟醸があります。純米吟醸は、米の奥深い味わいを残しながら、すっきりとしたあと味とフルーティな香りが特徴です。大倉記念館では、酒造りの展示とあわせてきき酒も楽しめます。

項目内容
蔵元月桂冠株式会社(大倉記念館)
種別純米吟醸酒(飲食店向け商品)
味わい米の奥深い味わいとフルーティな香り、すっきりとしたあと味
飲み方冷酒、常温、ぬる燗でのバランスが良い
相性料理湯豆腐、白身魚の刺身、だし巻き卵など繊細な京料理

  2. 黄桜「花きざくら」|黄桜カッパカントリー 

1925年創業の黄桜が造る「特撰 花きざくら」は、黄桜のシンボルである「キザクラ」という桜の花酵母を使った純米吟醸酒。華やかな香りとすっきりとした甘さがあり、アルコール分は12度と控えめです。黄桜カッパカントリーには、日本酒と京都の地ビールを味わえる「黄桜酒場」と、入館無料の黄桜記念館・河童資料館があります。

項目内容
蔵元黄桜株式会社
種別純米吟醸酒
味わい華やかな香りとやや甘めの軽やかな味わい
飲み方よく冷やして冷酒で楽しむのがおすすめ
相性料理食前酒として、またはフルーツを使った和スイーツと合わせて

 3. 玉乃光「純米大吟醸」|玉乃光酒造 

1673年創業の玉乃光酒造は、1964年に業界に先駆けて純米酒を“復活”させた老舗蔵元です。中でも「純米大吟醸」は、精米まで自社で行う蔵らしく、米の旨味を生かした味わい。蔵が目指すのは料理に寄り添う「食中酒」で、京料理とも合わせやすい一本です。酒蔵見学は行っていませんが、四条烏丸にあるアンテナショップ「純米酒粕 玉乃光」(1階はテイスティングバー)で味わえます。

項目内容
蔵元玉乃光酒造株式会社
種別純米大吟醸
味わい米の旨味と上品な酸味、後味はスッキリ
飲み方冷酒がおすすめ。繊細な香りをじっくり楽しめる
相性料理寿司、天ぷら、湯葉料理など、淡白で素材の味を活かした料理と相性良し

 4. 山本本家「神聖 純米吟醸」|山本本家 

伏見の老舗、1677年創業の山本本家が造る「神聖」は、名水「白菊水」で仕込まれる日本酒です。伏見桃山駅から徒歩約5分の蔵元直営店では有料試飲ができます(11:00〜18:00、月曜定休)。穏やかな香りは、魚料理や淡白な京料理と合わせやすいでしょう。

項目内容
蔵元山本本家株式会社
種別純米吟醸
味わい上品な果実香、柔らかくもキレのある後口
飲み方冷酒〜常温。香りが引き立つ温度帯がおすすめ
相性料理魚の煮つけ、京風の炊き合わせ、鶏の塩焼きなど

 5. 増田德兵衞商店「月の桂 にごり酒」|増田德兵衞商店 

1675年創業、1964年に日本初の「スパークリングにごり酒」を生み出した増田德兵衞商店が手がける「月の桂 にごり酒」は、微発泡とフルーティーな香りが魅力。甘さと酸味のバランスがよく、食前酒やスイーツとも合わせやすい酒です。蔵は伏見区下鳥羽にあり、一般向けの見学は公式サイトでは案内されていません。

項目内容
蔵元増田德兵衞商店(月の桂)
種別発泡にごり酒
味わいフルーティーでやさしい甘味、微発泡で爽やかな飲み心地
飲み方よく冷やして。乾杯の一杯や食後酒にも
相性料理和風スイーツ、カマンベールチーズ、塩気のあるアペタイザーなど
 
 


清水寺と酒蔵を巡るモデルコース

清水寺は朝6時に開門します(2026年9月時点)。午前中に清水寺を参拝し、午後は京阪電車で伏見へ移動して酒蔵を巡る、1日のプラン例です。

  • 午前|清水寺を参拝:清水の舞台や音羽の滝を巡ります。所要時間の目安は約1.5〜2時間です。
  • 昼前|伏見へ移動:清水寺から京阪「清水五条」駅までは徒歩約25分。京阪本線で「中書島」駅へ向かいます。
  • 昼|黄桜カッパカントリーで昼食:中書島駅・伏見桃山駅から各徒歩7分。「黄桜酒場」のランチは平日11:30〜14:30、土日祝11:00〜14:30、火曜定休(祝日の場合は水曜)。同じ所在地の黄桜記念館・河童資料館は10:00〜16:00開館、入館無料です(2026年9月時点)。
  • 午後|十石舟で水辺から伏見を眺める:三栖閘門資料館に立ち寄る往復約50分のコースです。冬期は運休し(2026年の運航は12月6日まで)、予約はWebで受け付けています(2026年9月時点)。
  • 夕方|月桂冠大倉記念館:中書島駅から徒歩5分。開館は9:30〜16:30(受付は16:00まで)で、20歳以上は入館料にきき酒が含まれます(2026年9月時点)。時間に余裕があれば、伏見桃山駅近くの山本本家の直営店(11:00〜18:00、月曜定休)にも立ち寄れます。

休館日・運休日は施設ごとに異なり、臨時の変更もあります。出発前に各公式サイトで確認し、きき酒をする日は公共交通機関で移動しましょう。

 

よくある質問

1

A.二年坂・三年坂の参道沿いに地酒を提供する飲食店があります。祇園エリアまで足を延ばせば、京都の地酒を扱う酒店や飲食店で伏見の銘酒を楽しめます。
2

A.「伏見の女酒」と称されるまろやかで柔らかな口当たりが特徴です。伏見の伏流水は中硬水で、酒造りに適しています。月桂冠・黄桜・宝酒造など大手から小規模蔵まで約20の酒蔵があります。
3

A.月桂冠大倉記念館(入館600円・試飲付き)、黄桜記念館・河童資料館(入館無料)などで見学できます。酒蔵が並ぶ町並みの散策や、十石舟での遊覧(大人1,900円、2026年)もあわせて楽しめます。
4

A.二年坂や産寧坂の土産物店で京都の地酒ミニボトルや酒粕スイーツが購入できます。伏見の酒蔵限定酒も置いている店があり、ワンカップから大吟醸まで幅広い品揃えです。
5

A.3月の「伏見 酒フェス」(伏見酒造組合主催)は伏見の酒蔵が一堂に会するイベントで、2026年は18蔵元の日本酒を試飲できました。秋の「伏見の清酒まつり」(2026年は11月14日予定)も開催されます。通年では「伏水酒蔵小路」で利き酒体験ができます。