【松本城×日本酒】酒蔵巡りで地酒を堪能!長野県と日本酒を満喫する旅

【松本城×日本酒】酒蔵巡りで地酒を堪能!長野県と日本酒を満喫する旅

松本城で心を潤し、地酒で舌鼓を打つ長野旅 

 

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 目次

  1. 松本城の「歴史と見どころ」
  2. 松本城周辺の「おすすめ酒蔵」
  3. 松本城周辺の「日本酒おすすめセレクション」
  4. 松本城と酒蔵を巡る「モデルコース」

はじめに

松本といえば、まず思い浮かぶのが国宝・松本城。黒と白のコントラストが美しいこの名城は、日本最古の五重六階天守として知られ、北アルプスを背に堂々とした姿を今に残します。城下町には、北アルプスの水で酒を仕込む蔵もあります。

この記事では、松本城の歴史と見どころに加え、訪れる価値のある酒蔵、日本酒のおすすめセレクション、観光と酒蔵めぐりを組み合わせたモデルコースを紹介します。

城を見学し、地酒を味わう松本の一日旅の参考にしてください。



 

松本城の歴史と見どころ

 

国宝の天守が語る、信州の誇りと城下町の美

長野県松本市にそびえる「松本城」は、戦国時代に築かれた歴史と、日本最古の五重六階の天守を今に伝える国宝の城。黒と白の外観が特徴で、晴れた日には北アルプスを背にした天守を眺められます。

城を中心に発展した城下町・松本には酒蔵もあり、城の見学と地酒をあわせて楽しめます。

信濃の守りと繁栄を象徴する、松本城の誕生

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松本城の始まりは戦国時代。もともとこの地には「深志城」と呼ばれる砦が築かれており、それを発展させたのが豊臣秀吉の家臣・石川数正・康長父子。1590年(天正18年)に数正が入封すると本格的な城郭整備が進み、1593〜1594年にかけて、現在のような五重六階の天守が完成しました。

天守は防御力と権威を兼ね備え、戦国時代の緊張感を色濃く残す構造が特徴。江戸時代には松本藩の政治・軍事の中心となり、数々の藩主たちによって受け継がれてきました。

廃城の危機を越えて残った、五重六階の天守

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松本城の天守は、現存する「五重六階」の天守としては日本最古とされています。外観は五重に見えるものの、内部構造は六階という独特なつくりで、当時の高度な建築技術を今に伝えます。

明治維新後の廃城令で取り壊しの危機もありましたが、地元有志の尽力により保存が決定。天守は現在、国宝に指定されています。急な階段や石落とし、狭間など、戦に備えたディテールを間近で体感できるのも見どころの一つです。

月見櫓や太鼓門など、歴史が薫る構造美

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松本城は天守だけでなく、周辺の櫓や門も見逃せません。優雅な意匠の「月見櫓」は、戦用というよりも文化的な役割を担った場所。一方で「太鼓門」や「黒門」は、敵の侵入を防ぐための枡形などを備えた門です(黒門一の門は1960年に復興、太鼓門は1999年に復元)。

天守を囲む石垣や堀とあわせて、城郭の構えを歩いて確かめられます。

四季が彩る、城と自然が調和する風景

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松本城では、四季それぞれの風景も楽しめます。春には桜が城の黒い壁を引き立て、夏は緑に囲まれた凛とした姿を見せます。秋には紅葉が水面に映え、冬は白く雪化粧された城が幻想的な雰囲気に。

春の「夜桜会」など季節ごとの行事もあり、昼と夜で違った姿を見られます。

【 松本城 概要情報 】

項目内容
所在地長野県松本市丸の内4番1号
アクセスJR松本駅から徒歩約20分/市街地周遊バス「タウンスニーカー」北コース「松本城・市役所前」下車すぐ
入場時間8:30~17:00(最終入場16:30)※季節やイベントにより変動あり
定休日年末(12月29日~31日)※正月三が日は10:00~15:30
入場料一般1,200円(電子チケット)・1,300円(当日窓口の紙チケット)/小・中学生400円(天守内見学含む・2026年9月時点)
見学所要時間約45分〜60分程度(混雑時は待機あり)
イベント情報春の「夜桜会」、夏の「太鼓まつり」など季節ごとに開催

 

 

 



信州の自然と匠が育む、松本が誇る酒蔵を訪ねて

松本には、北アルプスの伏流水と冬の厳しい寒さを生かして酒を造る蔵があります。

ここでは、松本市内で訪ねられる3つの蔵を、試飲・見学情報やアクセスとあわせて紹介します。

松本城のおすすめ酒蔵

 1. 善哉酒造|名水「女鳥羽の泉」が育む、城下町の老舗蔵

江戸時代末期に創業した善哉酒造(よいかなしゅぞう)は、松本城からほど近いエリアにある、松本の市街地に残る唯一の蔵元。敷地内には名水「女鳥羽の泉」が湧き出ており、これを仕込み水として使用した日本酒は、やわらかく澄んだ味わいが特徴です。

代表銘柄は「善哉」と「女鳥羽の泉」。併設の直売所では有料で試飲ができますが、通常の酒蔵見学は受け付けていません。松本城から歩いて行ける距離にあります。

項目内容
正式名称善哉酒造株式会社
創業年江戸時代末期
主な銘柄善哉、女鳥羽の泉
見学通常は不可
試飲可(有料・蔵元直売所にて)
直売所あり(蔵元直売所)
アクセスJR松本駅お城口からタウンスニーカー東コースで約7分「薬祖神社」下車、徒歩約4分

 2. 亀田屋酒造店|明治2年創業、直売店「酒遊館」のある蔵

1869年(明治2年)創業の亀田屋酒造店は、「アルプス正宗」や「亀乃世」を醸す松本市島立の蔵元です。アルピコ交通上高地線「下新駅」から徒歩約10分で、直売店「酒遊館」では試飲(有料)と購入ができます。

見学は醸造期(10月〜3月)を除く時期に予約制で実施しており、明治18年築の酒造母屋(古民家)や昔の酒造り道具の展示を見られます。

項目内容
正式名称株式会社亀田屋酒造店
創業年1869年(明治2年)
主な銘柄アルプス正宗、亀乃世
見学可(要予約・醸造期の10月〜3月を除く)
試飲可(有料・酒遊館にて)
直売所あり(酒遊館・9:30~16:30/水曜・毎月末日・年末年始・GW・お盆休み)
アクセスアルピコ交通上高地線「下新駅」から徒歩約10分

 3. 大信州酒造|聞き酒ROOMで飲み比べができる蔵

「大信州」を醸す大信州酒造は、1880年(明治13年)設立の松本市島立の蔵元です。

蔵見学は基本的に行っていませんが、敷地内にある専売所「原田屋」では、通年で商品の購入が可能。また、予約制の「聞き酒ROOM」もあります。
季節のお酒を含む4種類を1杯45mlずつ、口直しの「酒のあて」とともに約60分かけて味わえます(有料・コースは6,000円〜10,000円、2026年9月時点)。

項目内容
正式名称大信州酒造株式会社
創業年1880年(明治13年)
主な銘柄大信州
見学不可(非公開)
試飲可能(※聞き酒ROOM・有料・要予約)
直売所あり(原田屋)
アクセスアルピコ交通上高地線「下新駅」から徒歩約10分(亀田屋酒造店の近く)

 

 

 



松本城の日本酒おすすめセレクション

松本の3つの蔵から、それぞれの代表銘柄を選びました。

どれも蔵の直売所や市内の酒店で手に入れやすい銘柄です。味の特徴や相性の良い料理とあわせて紹介します。

 1. 善哉(よいかな)|善哉酒造(松本市)

松本城にほど近い、市街地に残る唯一の蔵「善哉酒造」が手がける代表銘柄。仕込み水には名水「女鳥羽の泉」を使用し、やわらかく、まろやかな口当たりが特徴です。

すっきりとした口当たりで、後味のキレを楽しめます。信州そばや山菜の天ぷらと合わせやすい酒です。

項目内容
種別純米大吟醸/純米吟醸/純米など
味わいやわらかく優しい旨み、後味はスッとキレる
飲み方冷やして、または常温
相性料理信州そば、山菜の天ぷら、鶏の塩焼き
どこで買える/飲める善哉酒造の蔵元直売所、松本市内飲食店

 2. アルプス正宗|亀田屋酒造店(松本市)

亀田屋酒造店が1918年(大正7年)から使う銘柄で、長野県産米を使った純米系統のブランドです。契約栽培の「美山錦」や地元松本産の「ひとごこち」などで仕込まれ、すっきりとした飲み口が特徴です。

直売店「酒遊館」では有料で試飲してから選べるので、お土産にも向いています。

項目内容
種別純米大吟醸/純米吟醸/特別純米など
味わいすっきり軽快、柔らかい口当たり
飲み方冷やして/ぬる燗でも良し
相性料理馬刺し、信州おでん、塩焼き魚
どこで買える/飲める酒遊館(直売所)、松本市内酒店・飲食店

 3. 大信州(だいしんしゅう)|大信州酒造(松本市)

大信州酒造の「大信州」は、果実を思わせる香りと、すっきりとした味わいが特徴です。

香りを楽しみたいときは、ワイングラスで飲むのもおすすめです。

項目内容
種別純米吟醸/純米大吟醸
味わいフルーティーでキレがあり、透明感のある飲み口
飲み方冷やしてワイングラスで
相性料理チーズ料理、カルパッチョ、信州サーモンのマリネ
どこで買える/飲める大信州専売所「原田屋」、松本市内の酒店・レストラン、聞き酒ROOM・要予約
 

 

 



4. 松本城と酒蔵巡りのモデルコース 

国宝・松本城と、北アルプスの水で仕込む地酒を組み合わせた3つのコースです。
徒歩や電車で城下町と酒蔵を回れます。

 ①|松本城と定番酒蔵を巡る、はじめての松本満喫コース

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🕒 所要時間:約6〜7時間|🧭 難易度:★☆☆|🍶 試飲数の目安:1〜2ヶ所

初めて松本を訪ねる人向けの定番コースです。松本城を見学したあとは、蔵造りの街並みが残る中町通りへ。散策の合間に喫茶店で一息つくのもよいでしょう。

午後は、善哉酒造の直売所で女鳥羽の泉で仕込んだ酒を試飲。最後は市内の酒販店や甘味処に立ち寄って締めくくります。

時間帯行程内容
9:00〜11:00松本城を見学天守閣や黒門などを巡り、現存最古の五重六階天守の歴史に浸る。
11:00〜12:00中町通りを散策土蔵造りの街並みを歩きながら、カフェやギャラリーで一息。
12:00〜13:00ランチそばや山賊焼きなど、松本の名物で昼食。
13:30〜14:30善哉酒造(蔵元直売所)を訪問女鳥羽の泉で仕込んだ「善哉」の試飲・購入ができる。
14:30〜15:30酒販店や甘味処で締めくくり地元の角打ちや甘味で、旅の余韻をゆっくり楽しむ。

 ②|3つの蔵元をはしごする、酒好き向けコース

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🕒 所要時間:約7〜8時間|🧭 難易度:★★☆|🍶 試飲数の目安:2〜3ヶ所

地酒をじっくり飲み比べたい人向けのコースです。松本城を見学したら、蔵巡りに出かけましょう。

善哉酒造のあとは、アルピコ交通上高地線で「下新駅」へ。亀田屋酒造店の酒遊館で試飲し、最後は大信州酒造の専売所「原田屋」へ向かいます。
事前予約制の「聞き酒ROOM」では、4種類の酒と酒のあてを約1時間かけて味わえます。

時間帯行程内容
9:00〜10:30松本城周辺を散策天守見学後、中町〜縄手通りの城下町を歩いて歴史を満喫。
10:30〜11:30善哉酒造で試飲試飲や蔵の雰囲気を体感しつつ、好みの1本を発見。
12:00〜13:00ランチ(松本駅周辺)信州サーモンや馬刺しなど、地酒と合う料理を味わう。
13:30〜14:30亀田屋酒造店(下新駅徒歩圏)「アルプス正宗」の有料試飲や信州特産品の買い物も楽しめる。
15:00〜16:00大信州専売所・原田屋を訪問聞き酒ROOM(要予約・有料)で飲み比べ、原田屋で買い物。

 ③|街なかで地酒を少しずつ味わうライトプラン

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🕒 所要時間:約5〜6時間|🧭 難易度:★☆☆|🍶 試飲数の目安:1〜2ヶ所+飲食店

蔵をいくつも回らず、街なかで地酒を少し味わいたい人向けのプランです。

朝は松本城を散策し、その後は中町通り・縄手通りへ。昼食は地酒をグラスで頼めるお店を選び、最後は甘味で締めくくります。

時間帯行程内容
9:30〜11:00松本城の朝散策空気が澄んだ朝の天守をじっくり堪能。
11:00〜12:00中町・縄手通りでショッピングクラフト雑貨や蔵カフェでひと休み。
12:00〜13:00ランチ+地酒ペアリング地酒メニューのあるお店で気軽にテイスティング。
13:00〜14:00酒販店で試飲&お土産探し駅近の酒店や善哉酒造の直売所で、試飲やお土産探しを。
14:00〜15:00甘味処・カフェタイム和菓子やスイーツで締めくくり。
 
 
 
 

 



まとめ

国宝・松本城を見学し、城下町を歩き、北アルプスの水で仕込んだ地酒を味わう。松本では、そんな旅を一日で楽しめます。

見学や試飲の条件は蔵ごとに異なり、変わることもあるため、出かける前に各蔵の公式情報を確認してください。

歴史好きにも日本酒好きにも楽しめる街です。  

ホームへ:日本の極み旅行 (BESPES)

よくある質問

1

A.松本城近くの大手5丁目にある「善哉酒造」では、併設の直売所で有料試飲ができます(通常の酒蔵見学は不可)。中町通りやなわて通り周辺には、地酒を味わえる飲食店もあります。
2

A.北アルプスの伏流水を使った、すっきりとした酒質の地酒が多くみられます。松本市内では「善哉」(善哉酒造)、「アルプス正宗」(亀田屋酒造店)、「大信州」(大信州酒造)などが造られています。美山錦やひとごこちなど長野県産の酒米を使う蔵も多いです。
3

A.「善哉酒造」(松本城から徒歩圏)は通常の酒蔵見学を受け付けていませんが、直売所で有料試飲ができます。「亀田屋酒造店」(松本市島立)は醸造期(10〜3月)を除き予約制で見学でき、直売店「酒遊館」で有料試飲ができます。「大信州酒造」は蔵見学を行っていませんが、予約制の「聞き酒ROOM」(有料)で試飲できます。
4

A.信州そば・山賊焼き(鶏のにんにく唐揚げ)・馬刺しと合わせやすいです。松本名物の山賊焼きはボリュームのある鶏肉料理で、辛口の純米酒とよく合います。
5

A.長野県内では蔵元や酒造組合によるイベントが季節ごとに行われていますが、内容や日程は年によって変わるため、最新情報は長野県酒造組合や各蔵元の公式サイトで確認してください。隣接する諏訪市の上諏訪には、徒歩で回れる範囲に5つの酒蔵が集まる「諏訪五蔵」もあります。