🕓 2024/8/19
#グルメ
山梨県のグルメについて
山梨県のグルメは、豊かな自然と伝統を活かした多彩な料理が特徴です。山々に囲まれた内陸県であるため、山の幸や清流の恵みを活かした郷土料理が多く見られます。地元で愛され続けている食材や料理には、山梨ならではの魅力が詰まっています。
厳選グルメとして、ほうとう、甲州ワインビーフ、吉田うどんを紹介します。
山梨県を訪れる際に役立つ情報となれば幸いです。
山梨県の厳選グルメ3選
1. ほうとう
● ほうとうの魅力
「ほうとう」は山梨県を代表する郷土料理で、その魅力はさまざまな要素にあります。まず、ほうとうは小麦粉を練った太くて平たい麺を使用し、これをカボチャや里芋、キノコなどのたっぷりの野菜と一緒に、味噌仕立ての汁で煮込む料理です。このため、栄養価が高く、特に寒い季節には体を温めてくれる一品として親しまれています。
特徴は、そのモチモチとした食感の麺と、味噌の深いコクが感じられるスープです。味噌は山梨の特産品でもあり、家庭ごとや店舗ごとに異なる味噌を使用していることが多く、その味わいに個性が出ます。
● ほうとうの歴史
山梨県における代表的な郷土料理として知られています。ほうとうの起源については諸説ありますが、最も有名な説は戦国時代にさかのぼります。
ほうとうは、戦国時代の武将・武田信玄に由来するという伝説があります。信玄は戦いの合間に、兵士たちに栄養価が高く、腹持ちの良い食事を提供するために、ほうとうを振る舞ったとされています。彼が陣中食として活用したことで、ほうとうは「信玄ほうとう」とも呼ばれるようになりました。
● ほうとうを食べるならココ! !
- 店名:ほうとう蔵 歩成(ふなり)河口湖店
- 魅力:
山梨県で3年連続日本一に輝き、殿堂入りを果たした「ほうとう蔵 歩成(ふなり)」は、地元でも広く愛される名店です。その名物「黄金ほうとう」は、一度食べると忘れられないクリーミーな黄金色のスープが特徴です。特製のかぼちゃペーストが加わった黄金味噌がスープのベースとなり、さらにあわびペーストと無添加の自然出汁を合わせることで、深いコクと風味が生み出されています。 - アクセス:電車…富士急行線「河口湖駅」より徒歩約25分
- 住所:山梨県南都留郡富士河口湖町船津6931
- グーグルマップ:https://maps.app.goo.gl/Xuv8nahRZm4tMJD1A
2. 吉田のうどん
● 吉田のうどんの魅力
吉田のうどんは、山梨県富士吉田市周辺で食べられている郷土料理で、非常にコシが強く、独特の食感が特徴のうどんです。番の具材としては、キャベツや大根、ねぎ、馬肉などが挙げられますが、店ごとに具材やトッピングのバリエーションが異なります。
特徴は、強いコシで一般的なうどんに比べて非常に歯ごたえがあります。このコシの強さは、小麦粉と水だけでなく、地元産の山芋や片栗粉などを練り込むことによって生まれるとされています。また、手打ちの工程によって、さらに独特の食感が生まれます。
● 吉田のうどんの歴史
吉田のうどんの起源については、正確な記録が少ないため、詳細は不明ですが、江戸時代にはすでに地元で親しまれていたとされています。富士吉田市は、富士山の北麓に位置するため、古くから水が豊富で、農業が盛んでした。そのため、うどんの主原料である小麦も地元で生産されており、自然とうどん文化が根付いていったと考えられています。
● 吉田のうどんを食べるならココ! !
- 店舗名:麺許皆伝
- 魅力:
こちらは開店と同時に行列ができる名店です。むっちりとした食感の麺と、味噌・醤油を絶妙に合わせた出汁が生み出す味わいは、まさに均整の取れたバランスが魅力。辛すぎない「すりだね」がごま油の風味を程よく引き立て、料理全体に深みを加えています。
人気のトッピングである味玉やちく天は、早い時間に売り切れてしまうことも多いため、早めの来店がおすすめです。 - 住所:〒403-0032 山梨県富士吉田市上吉田東1-4-58
- アクセス: 富士急行富士山駅下車徒歩11分
- グーグルマップ : https://maps.app.goo.gl/tyQqv9XEQvkLAA1S9
3. 甲州ワインビーフ
● 甲州ワインビーフの魅力
甲州ワインビーフは、山梨県で生産されるブランド牛で、ワインの副産物であるぶどうの搾りかすを飼料に加えて育てられた牛肉です。甲州ワインの産地として知られる山梨県ならではの特産品であり、通常の和牛とは一味違う風味と旨味が特徴です。
ワインの搾りかすを飼料に加えることで、牛肉に豊かな風味が加わり、通常の牛肉では味わえない深いコクが生まれます。この飼料によって、脂肪がきめ細かくなり、肉の甘みとともに、ワイン由来のフルーティな香りがほのかに感じられるのが特徴です。
● 甲州ワインビーフの歴史
甲州ワインビーフの歴史は比較的新しく、その誕生は20世紀後半に遡ります。山梨県は、日本有数のワイン産地として知られており、ここで生まれたワイン産業の副産物であるぶどうの搾りかすを活用することが甲州ワインビーフ誕生のきっかけとなりました。
1980年代、山梨県の一部の畜産業者が、ワインの製造過程で生じるぶどうの搾りかすを飼料として活用できないかと考え、試験的に牛の飼育に使用し始めました。当時、日本国内でのブランド牛の競争が激化する中、ワインとの関連性があるブランド牛を開発する試みが始まったのです。
● 甲州ワインビーフを食べるならココ! !
- 店名:キースプリング
- 魅力:
甲州ワインビーフを堪能できるステーキの名店です。外観からは木の温もりを感じ、店内に足を踏み入れると特に二階の高級感溢れる空間が広がり、居心地の良さに包まれます。
このお店の名物である「甲州ワインビーフ」の特にヒレステーキやミスジステーキ、リブロースステーキは、その柔らかさとジューシーさが際立ち、同価格帯の神戸牛や近江牛に匹敵するほど滑らかで美味しいと評判です。 - 住所:山梨県北杜市小淵沢町10287−4
- アクセス;小淵沢駅から2,667m
- グーグルマップ:https://maps.app.goo.gl/yem3hotGvJvxDF3h9